浜田藤太郎氏に関する碑
南種子町門倉岬の近くに七色観望台があります。明治37年1月西之本村で生れた浜田藤太郎氏は、昭和38年4月から3期12年南種子町長として要職についていましたが、晩年は、この地で過ごし亡くなった後、南種子町に寄贈しています。そして、七色観望台と命名され、前之浜海岸をはじめパノラマ展望ができる場所になっています。観望台にはたくさんの記念碑がありますが、その中で写真の記念碑を紹介します。記念碑には次の碑文が刻まれています。
遙かなる
大宇宙神への
最短距離
ここぞ
吾が気の
祈りの場と
選び
この碑を建つ
碑文
神の光と吾が気の一体化に依り沈
みがちなる自己能力の限界を突破
し一段と輝く神の光の直下に吾が
気力もまた飛躍一新し万難の前に
悠々と立ち上がる。遙かなる天上
の御神よ吾が祈りの場が見え給う
や、聞こえ給うや、吾の生命の喜
びと行動も
人々よ静かに憶い起こせ幸の人の
世と万物の生命機能保全のため一
時も手放さず細かきみ心を尽し給
う御神の偉大なる世界に吾はなす
ことを知らず只々祈ることのみ。
されど遠くして近き形なく声なき
如き、み神の通路は目に浮かび胸
に湧き出ずるみ神の天道と愛情の
伝達に思わず明日の希望と楽しき
人生に全霊は目ざめる
平成元年十二月
浜田藤太郎
碑文は以上です。なお、読み違いがあるかもしれません。