浜田藤太郎氏に関する碑
南種子町門倉岬の近くに七色観望台があります。明治37年1月西之本村で生れた浜田藤太郎氏は、昭和38年4月から3期12年南種子町長として要職についていましたが、晩年は、この地で過ごし亡くなった後、この地を南種子町に寄贈しています。そして、この地は七色観望台と命名され、前之浜海岸をはじめパノラマ展望ができる場所になっています。観望台にはたくさんの記念碑がありますが、その中で写真の記念碑を紹介します。記念碑に刻まれている碑文は次のとおりです。
浜田藤太郎記念碑
飽くことのない懐かしい吾がふる里の情念に抱かれて、今日も静かに憶うこと
それはこのふる里の近代文化発祥の時代を永久に語り伝える碑を建てたいこと
神よ 時は流れて消えるともこの碑に流るる赤い血汐を後の世に長く伝え給へ
平成5年1月
浜田藤太郎
碑文は以上です。なお、読み違いがあるかもしれません。ご了承ください。