みんなでそばの試食
平成28年12月21日(水)、西之表市立上西小学校で、種子島そばの会を講師に迎えて、そば打ち学習体験が行なわれました。そば打ち体験は、今回3回目となりました。
今回は、そばの会会長榎元さんの畑で収穫されたそばを粉にしたものを子供たちによって、そば打ちを体験するものです。体験学習には、3・4年生9人が参加しました。
ところで、上西小学校は「笑顔いっぱい花いっぱい」のスローガンに掲げ、子どもたちは笑顔いっぱいで、いつもきれいな花に囲まれて学習や運動にがんばっています。
そして、特色ある学校を目指し、特認通学制度・山村留学制度も実施しており、留学生2名が現在地元の子供たちと学んでいます。
そば打ち体験学習の模様を写真と動画で掲載しています。
写真1枚目は、みんなでそば打ちを行い、打ちあがったそばを試食しているところです。出来上がった”種子島そば”に舌鼓を打ちながら笑顔で食べていました。今回、あまりにもおいしくて、ほっぺたが落ちた子供たちが何人かいましたよ。
写真2枚目は、講師の榎元一巳さんです。種子島そばの会の会長さんです。種子島のそばの普及に努めています。
講師の榎元一巳さん
そばの収穫作業
写真3枚目は、今回使うそばは、安納小学校隣の畑で5月23日に収穫されていたものです。写真は、その収穫作業です。
写真4枚目は、計りの上に容器をのせて、ゼロ調整した後、そば粉400gを一人ずつ計量しているところです。
そば粉の計量
そば打ち
写真5枚目は、容器の中には、強力粉が入れ、8対2の割合で作ります。
写真6枚目は、榎元さんによるそば打ちの模様です。子どもたち独自の解説交じりで、その動作を見入っていました。写真右は、そばの会会長榎元一巳さんです。榎元さんは、安城で「ひょうたん島」を経営しています。
榎元さんのそば打ち
そば打ち
写真7枚目は、実際に子供たちもそば打ちです。写真は、水200ccを入れて撹拌しているところです。
写真8枚目は、実際に子供たちもそば打ちです。打ち粉をまぶしながら、平たく薄く打込み作業を行います。
そば打ち
そばを切る
写真9枚目は、打ち粉での重ね折が終わると、そば打ちも最後の段階です。そばをなるべく細く専用のそば包丁で切ります。切った後、包丁を少し切込み方向に倒すと隙間ができて細断しやすくなります。
写真10枚目は、試食するために、打ちあがったそばをゆがきます。細いものは、沸騰後1分30秒、やや太いものは、2分間ゆがいて水洗いします。水洗いしたものは、更に氷水で冷却して、器に入れて、めんつゆを入れます。
めんつゆをいれる
完成したつゆそば
写真11枚目は、試食用のそばが完成しました。種子島のそばで作ったつゆそばです。なお、つゆは、榎元さん半日がかりで仕込んだあご出汁で作った本格的なつゆです。
今回は、子どもたちが一生懸命そば打ちしたそばを試食させていただきました。大変おいしく食べさせていただきました。また、機会があれば、よろしくね。
なお、そば打ち体験学習や留学制度の詳しいことは、西之表市立上西小学校(0997-22-0574)へお問い合わせてください。
※ 2016年12月21日、種子島の西之表市立上西小学校で行われた種子島で獲れたそばを使ってそば打ち学習体験の模様を紹介しています。この動画の中には、講師榎元一巳さんの種子島そばのお話し、そば粉の計量、強力粉の計量、そば粉の混ぜ合わせ、そば打ち、そば切り、そばのゆでるなどの処理、そばにつゆをかける状況、試食、児童のコメントなどを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。