ダンチクは、種子島でも多数生えており、海岸や川沿いでよく見かけます。ダンチクは竹みたいに高く成長し、3メートルを超えるものもあります。 葉の形がいいものは、「つのまき」を作るときに利用されています。「つのまき」は、昔、各家庭でよく作られていましたが、最近は見かけなくなってきました。灰汁でといだもち米のなかに小豆などを入れ、ダンチクの葉で三角形に包み、それを蒸していけば出来上がります。 地元では、ダンチクをネピアとも呼んでいます。大きな株を作って群生し、増殖の早いことが特徴です。
2021年(令和3年)11月3・24日(水)、西之表市住吉上能野深川線、下西国道58号線沿いで取材した、晩秋から冬にかけて茎の先端に円錐状の大きな花序を出し、赤紫色の小穂を多数つけたイネ科ダンチク属の常緑多年草ダンチクの開花風景を紹介しています。 なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。 【ダンチク 初冬のころ茎の先端に円錐状の大きな花序を出し赤紫色の小穂を多数つけた開花風景〜種子島の自然】