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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キク科アザミ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
種子島紫薊、Cirsium tanegashimense
【 撮影日時 】
2011年(平成23年)11月26日(土)/11時56分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市古田村之町旧県道沿い
【名前の由来】
種子島にしか自生していないので付けられています。

生態状況

種子島にしか自生していないアザミです。普通のアザミに比べて、葉が細いことです。
それと、写真でも分かるとおり、葉の先端は鋭く尖っているのも特徴です。近づく場合は、刺されないように注意が必要です。
タネガシマアザミは、やや日当たりの悪い場所で、まばらに見かけます。種子島では、ごく普通に見かけるものではなく場所が限られています。

  • タネガシマアザミ
    タネガシマアザミの花期は、9〜11月です。草丈は、80〜90センチです。やや湿っぽい日当たりの悪い道沿いに生える多年草です。
  • タネガシマアザミの花
    タネガシマアザミの頭花は、直径約4センチです。花は、薄紫色です。
  • タネガシマアザミの花
    タネガシマアザミの特徴は、葉の先端が鋭く尖っていることです。写真でも確認できると思います。近づく場合は、要注意です。
  • タネガシマアザミの花
    全般的に横向きに花を咲かせています。
  • タネガシマアザミの茎・葉
    葉は互生し、葉腋から頭花を咲かせます。また、茎や葉には、短い白い毛が多くあります。やや全体的に白っぽく見えます。

※ 2022年(令和4年)11月24日(木)、西之表市立山古田線沿いで取材した種子島に自生する固有アザミ 初冬のころ葉腋に頭花を出し、薄紫色の花を咲かせた開花風景を紹介しています。AIボイスナレーションで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
タネガシマアザミ 種子島に自生する固有アザミ 初冬のころ枝先に薄紫色の頭花をつけ花を咲かせた開花風景令和4年 AIボイスナレーション案内〜種子島の植物

※ 2021年(令和3年)11月26日(金)、西之表市十三番曲川線、立山古田線沿いで取材した、種子島だけに自生し冬のころ葉腋に頭花を出し、薄紫色の花を咲かせたキク科アザミ属の多年草アザミタネガシマアザミの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
タネガシマアザミ 種子島だけに自生し冬のころ葉腋に頭花を出し薄紫色の花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

※ 2019年(令和元年)11月20日(水)、西之表市内里山で、種子島にだけ自生するアザミタネガシマアザミの開花状況を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
タネガシマアザミ 種子島だけに自生する植物

2013.12.21〜