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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
イネ科チカラシバ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
力芝/別名ミチシバ、Pennisetum alopecuroides
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)11月19日(木)/10時42分〜11時16分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡南種子町西之平野道沿い、西之表市国上野木平、中種子町伏之前
【名前の由来】
しっかり強く根付き、簡単に抜けないため付けられています。

生態状況

チカラシバは、日当たりのよい場所に生えています。穂は20センチくらい、高さは60センチ以上あります。
チカラシバは、古代農耕時代に渡来した稲栽培に伴う史前帰化植物です。

  • チカラシバ
    日当たりのよい草地ならどこでも見れるというものでもないようです。生えていないことがほとんどです。開花時期は、8〜11月です。写真は、畑の縁付近のチカラシバの群生です。
  • チカラシバ花序
    チカラシバの暗紫色の花序です。長い剛毛があるのが特徴です。小穂が熟すと落下します。
  • チカラシバ
    チカラシバの高さは、50〜80センチです。大きな株をつくり、放射状に花序をつけます。葉は線形で、長さ30〜70センチです。
  • チカラシバ株状
    通常は、日当たりのよい道端、草地に生えている多年草です。茎は丈夫な大きい株状になっています。
  • チカラシバ花序
    花序の長さは、10〜20センチで、幅は2センチくらいですが、剛毛を含めると4〜5センチの円柱状です。

2022年(令和4年)11月21日(月)、西之表市古田大峯線沿いで取材した、初冬のころ茎の先端に暗紫色の花序を出し小穂を多数つけたイネ科チカラシバ属の多年草チカラシバの開花風景を紹介しています。なお、AIボイスナレーションで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
アオチカラシバ 初冬のころ茎の上部に暗紫色の花序を出し小穂を多数つけた開花風景令和4年 AIボイスナレーション案内〜種子島の植物

2013.12.21〜