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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
シソ科イヌゴマ属の1〜2年草
【 和名・別名・学名 】
薮丁呂木(藪長老喜)、Stachys arvensis
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)2月19日(金)/10時21分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市国上喜志鹿崎・野木平、榕城小牧野
【名前の由来】
***

生態状況

ヤブチョロギは、湿気の多い場所、日当たりのいい場所など関係なしに、どこでも生えている1〜2年草です。
主に畑の土手周辺に無数に群生しています。場所によっては、思わず声も出ないくらいに群生しているところもあります。ヤブチョロギはこれからよく見かける草花です。種子島のいたるところで咲きほこります。
もちろん人家の庭先でも見かけます。花びらは大変小さくて薄いピンク色をしています。離れて見るとなぜか、ゴツゴツした感じで、不思議な雰囲気があります。


  • 花期は、3〜4月です。ヨーロッパ原産の帰化植物です。日本では、最初に長崎で発見されてから全国各地に繁殖し、駆除が厄介な雑草として扱われて います。

  • 茎は四角で、全体に白い毛が目立ちます。

  • 茎の先端部に薄いピンク色の花を咲かせます。見るからにごつごつした感じです。

  • 畑の縁や中でヤブチョロギは群生しています。畝を作るかのように大きな群れになっています。茎や萼などが紫色を帯びているのが遠くからでも目につきます。

  • 春に近づくと、先端部は濃い紫色に変色します。また、葉は黄色く色づきます。【平成30年2月27日撮影】
2013.12.21〜