”じゃろじゃろ”の自己紹介
平成30年2月24日(土)、西之表市種子島開発総合センター鉄砲館で、ふるさとまなび〜隊による史跡ウォークラリーが行われました。
ふるさとまなび〜隊は、同世代や異世代との様々な交流活動を通して、豊かな人間関係や規範意識、社会性を養うことを目的に、ふるさと(種子島)の自然や文化などを活かした楽しい・充実した教室作りを目指しています。
今回の教室は、鉄砲館市街地周辺での史跡めぐりです。
今回、史跡めぐりとあって、「じゃろじゃろ」のメンバー3人が案内を務めてくれました。「じゃろじゃろ」杜は、種子島弁で、「そうだよ」とか、「そうそう」という意味合いです。写真1枚目は、そのメンバーの自己紹介などです。
写真2枚目は、ボランティアガイドじゃろじゃろの作成した資料です。今回のウォークラリーは、鉄砲に関する歴史町歩きです。
資料を確認する
鉄砲伝来について学ぶ
写真3枚目は、鉄砲館内での鉄砲伝来についてその石碑を説明しています。門倉岬に難破した民国船にポルトガル人から伝えられた火縄銃です。
写真4枚目は、鉄砲館内での鉄砲伝来物語の回転ジオラマです。ここで、改めて鉄砲伝来について再確認しました。
回転ジオラマ
火縄銃の説明
写真右には、ポルトガルから伝わった火縄銃と鉄砲鍛冶八板金兵衛が製作した国産火縄銃が展示されています。その説明をしています。写真5枚目です。
鉄砲館を出て、ウォークラリーの最初のポイントは、月窓亭です。月窓亭の歴史、羽生家の歴史、生け花、養蚕業などのほか、羽生家の末裔が永世7冠になり国民栄誉賞を受賞した羽生善治7冠のことも学びました。写真6枚目は、ひとつばの会奥村会長です。このあと、子どもたちは、ゲットウ茶や安納芋などを召し上がりました。そして、年の初めの若水汲みを見ました。
月窓亭
赤尾木城跡
写真7枚目は、赤尾木城跡のガイドです。榕城小学校の正門付近です。こちらの城には、第16代からの島主の城でした。
写真8枚目は、犬馬場です。旧榕城中学校横の通りです。犬馬場と呼ばれています。昔からある道で、犬追い物など武士の乗馬の稽古場だった場所です。この奥には、殿様が使用していた井戸が残されています。
犬馬場
栖林神社
写真9枚目は、栖林神社です。第23代島主久道夫人松寿院が第19代種子島島主久基を祭神として、文久3年(1863年)遺徳を偲んで建立したものです。
写真10枚目は、門前です。市役所の南に位置しています。門前とは、お寺の門のことで本源寺の前を門前と呼んでいました。元々本源寺は、市役所付近にあったが、永禄6年(1565年)14代島主時尭の時、現在地に移し再建しています。
門前
八板金兵衛像
写真11枚目は、八板金兵衛像です。国産火縄銃第1号を製作した人物です。写真右が金兵衛とされます。すことにしています。
全員で記念撮影!
楽しかった町歩きも無事終了しました。まなび〜隊の最後は、記念撮影です。今回が最後の体験となりました。次回は閉講式です。写真12枚目です。
平成29年度ふるさとまなび〜隊に関する詳しいことは、西之表市役所教育委員会(0997-22-1111)までお問い合わせてください。
※ 2018年2月24日、種子島開発総合センター鉄砲館で行われた平成29年度ふるさとまなび〜隊「史跡ウォークラリー」の模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、鉄砲館内での資料展示物視察。鉄砲伝来物語回転ジオラマ鑑賞、八板金兵衛が製作した火縄銃のこと、火縄銃鉄砲館で出る様子、月窓亭の視察、道沿いの石敢当、赤尾木城跡、犬の馬場、チシャの木、栖林神社、種子島家御拝塔墓地、門前、金兵衛屋敷跡、鉄砲鍛冶集落跡、八板金兵衛清定像、沖の岸岐、金屋の小路、鉄砲館での記念撮影、参加児童の感想、じゃろじゃろへの感謝のことば、鉄砲館入口でのハイタッチなどを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。