ふ化場前で記念撮影
平成29年5月26日(金)、中種子町立岩岡小学校春の一日遠足でウミガメ採卵を行いました。
岩岡小学校では、毎年8月に「ウミガメ放流」を行ない、昭和54年から始まり、30年以上続いている伝統行事です。
5月にウミガメの採卵を行い、学校のふ化場で育て、8月に放流を行っています。採卵には、1〜4年生13名が参加しました。
ところで、岩岡小学校では、特認通学制度・山村留学制度も取り入れており、平成27年度は、5名の留学生が地元の児童とともに学んでいます。そして、特色ある学校をめざし地域とともに児童の健全育成活動を行っています。
春の一日遠足の中で行われたウミガメの採卵の模様を写真と動画で掲載しています。
写真1枚目は、無事ふ化場に入れ終ると、記念撮影です。「卵を採りました」と元気に声を出しました。なお、ウミガメの放流は、夏休み期間中に行われます。
写真2枚目は、出発前に、岩岡小学校玄関前で会をしました。このあと、海岸へ向けて出発しました。
岩岡小学校
放流する海岸まで歩く
写真3枚目は、学校を出て、約15分で長浜海岸に到着しました。
写真4枚目は、子どもたちによる海岸清掃です。今年は、海岸に打ちあがっているゴミが多かったです。
海岸での清掃活動
拾い集められたゴミ
写真5枚目は、海岸には、大小のゴミが多く打ちあがっています。いずれも人間に関したものが圧倒的です。
写真6枚目は、今回、ウミガメ採卵を行うポイントです。海岸清掃が終わると、いよいよウミガメの採卵を行います。その前に校長先生がウミガメについてお話をしました。
海岸での会
卵を掘る
写真7枚目は、このポイントで、ウミガメの卵を掘り出します。
写真8枚目は、今回、50〜60センチで卵が出てきました。ピンポン玉の大きさで、軟らかいので、取り扱いはつぶさないように気をつけます。
採卵する
海岸での自由な遊び
写真9枚目は、採卵が終わると、砂遊びです。3グループに分かれてカメさんを作りました。手前のグループは、カメさんのファミリーを作りました。
写真10枚目は、こちらのグループは、大きなカメさんを作りました。縁を掘って海の様子をリアルに作りました。
海岸で自由な遊び
造形した貝殻タウン
写真11枚目は、こちらのグループもカメさんのファミリーを作りました。貝殻などを使って装飾しました。
写真12枚目は、こちらは、砂遊びが終わった後、記念撮影をしました。
海岸で記念撮影
遊びの終了
写真13枚目は、砂浜での自由な遊びです。字を描いたり、砂をかたどったり、造形を楽しみました。遊び上手!
写真14枚目は、自由時間のあと、学校へ帰ってきました。中庭でのお昼ごはんと休憩です。
学校で昼ごはん
ウミガメの卵を埋め戻す
写真15枚目は、ふ化場で、卵を砂の中に戻します。深さは60センチほどです。なお、砂の環境温度によって、ウミガメの性別が決まるといわれています。136個を無事ふ化場に入れました。元気に育ってほしいな!
たねがしま留学生
写真16枚目は、たねがしま留学生です。みんな仲良しですよ。地元の子どもたちと元気に学んでいます。
なお、ウミガメの採卵や留学制度の詳しいことは、中種子町立岩岡小学校(0997-27-9501)へお問い合わせてください。
※ 平成29年5月26日、種子島の中種子町立岩岡小学校で行われた春の一日遠足でウミガメ採卵を行った模様を紹介しています。この動画の中には、学校出発、長浜海岸での清掃活動、採卵活動、砂遊び、海岸出発、昼食、採卵埋戻し、児童の感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:岩岡小学校春の一日遠足ウミガメ採卵ふ化場埋戻し】