収穫畑
令和元年9月11日(月)、西之表市立現和小学校で、3・4年生による落花生の収穫体験が行なわれました。これは、11年前から行っているものです。現和校区が、ふるさと活性化事業表彰を受ける際に始めたことによります。
現和は、種子島での落花生栽培の発祥の地であります。当時、現和で開業医をされていた最上宏氏は、31歳の元気な青年村会議員として換金作物への取り組みに貢献しました。
今年の5月15日に種植えを行ってから95日目に、落花生の収穫を行いました。
写真1枚目は、落花生の収穫畑です。奥に種子島落花生栽培初地之碑が建立されています。
写真2枚目は、今回落花生の収穫の指導をされた鮫島市憲さんです。市議会議員さんでもあります。鮫島さんは、記念碑に刻まれた羽生乙彦さんと親族関係です。子供たちが収穫する前に、引きやすいように根元に鍬を入れをしました。
収穫の下準備をする
収穫の話し
写真3枚目は、落花生の収穫作業の手順などを話していました。
写真4枚目は、落花生の収穫です。収穫といっても根元部分から引き抜きます。すると、たくさんの実がついている状態で根が出てきます。今回の収穫は、花を咲かせたあと95日間での収穫となりました。
落花生の収穫
根から実を獲る作業
写真5枚目は、自分の落花生を引き抜いた後、根についた実を獲る作業です。実のうしろのしっぽも取り除きます。
写真6枚目は、小畑で収穫された落花生です。1つの種から多くの落花生が収穫されました。病気もほとんどなく順調に生育していました。
収穫された落花生
ネットに入れる
写真7枚目は、バケツに入れて収穫した落花生をネットに入れる作業です。一人で上手に入れていましたよ。
写真8枚目は、水洗いです。鮫島さんの自宅庭で、ネットに入れた収穫した落花生を水洗いしました。そして、水洗いした後、水切りをして、自分の収穫した落花生の重さを計ります。
落花生を水洗いする
落花生を集める
写真9枚目は、水洗いした後、重さを計り終わると、ざるの中に全員の落花生を集めます。
落花生を煮る
写真10枚目は、落花生を煮る作業です。収穫した落花生は、大きな鍋で煮ます。沸騰した後、約1時間煮ると美味しい落花生が食べられます。煮た落花生は、ザルに入れて学校へ運び込まれ、子どもたちに振舞われます。楽しみですね。
なお、落花生の収穫及びしおさい留学制度などの詳しいことは、西之表市立現和小学校(0997-25-0003)へお問い合わせてください。
※ 令和元年9月11日(水)、西之表市立現和小学校3・4年生による種子島落花生栽培初地之碑横の小畑での落花生収穫の模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、落花生の収穫前の状況、指導者鮫島市憲さんの鍬入れ、落花生の収穫の話し、児童による収穫、実を取る作業、収穫したバケツの中の落花生の実、ネット煮れる作業、水洗い作業、重さを計る様子、落花生を集める様子、鮫島さんの鍋の火つけ、児童の感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:現和小学校3・4年生落花生収穫体験2019年】