ふ化したウミガメ
令和元年9月4日(水)、南種子町立茎南小学校児童、保護者、教職員、一般参加者による種子島宇宙センター竹崎海岸でウミガメ放流活動を行いました。
今年は、7月12日に117個のウミガメの卵を保護監視員が届けてくれて、その日のうちにふ化場に入れて、ふ化するのを待っていました。そして、9月3日の夜に、97匹ふ化して、今日の放流となったものです。
今年のふ化率は、82.9%でいい状況だったと思います。写真1枚目は、ふ化したウミガメです。今年は、97匹ふ化していました。
写真2枚目は、種子島宇宙センター竹崎海岸でのウミガメ放流の会です。放流するときの注意点など話していました。
竹崎海岸での始まりの会
教頭先生の話し
はじまりの会での教頭先生の話しです。先生は、昨夜10時ごろふ化して、その様子をビデオに収めていました。そして、今朝、子どもたちにその孵化した状況を子供たちに見せていました。生れたときには、元気良く動き回り、早く海へ戻りたいとの思いがカメさんにはあり、子どもたちが放流するすることによって、大切な時間が余儀なくされており、そういう意味も込めて放流もしてほしいことなど話していました。写真3枚目です。
会が終わると、茎南小児童からタライの中のウミガメを一人1匹つかみ取ります。写真4枚目です。
ウミガメをつかめる
ウミガメを放流
最初に、茎南小学校児童からウミガメを放流しました。「また、帰ってきてね!」と声をかけながら、ウミガメを見つめていました。写真5枚目です。
写真六枚目は、放されたウミガメです。よちよち歩きで、海の中へ入っていくのですが、波によって、再び戻されてしまいます。
海へ向かうウミガメ
ウミガメを見つめる子供たち
写真7枚目は、夕暮れ時の竹崎海岸です。何度も波によって戻されてくるウミガメを海の中へ戻して、また、この海に帰ってくることを願って見つめていました。30年後きっと、この海へ帰ってくるよ!
なお、ウミガメ放流や宇宙留学制度等については、南種子町立茎南小学校(0997-26-7631)へお問い合わせてください。
※ 令和元年9月4日(水)、南種子町立茎南小学校児童、保護者、教職員、一般参加者による種子島宇宙センター竹崎海岸でウミガメ放流の模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、海岸でのタライの中のウミガメ、海岸でのウミガメを見る子どもたち、会の模様、放流の模様、一般見学者及び児童による感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:茎南小学校種子島宇宙センター竹崎海岸でウミガメ放流体験2019年】