1. ふるさと種子島>
  2. 四季折々の草花>
  3. 1月の草花>
  4. ハマベノギク

草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キク科ハマベノギク属の越年草または多年草
【 和名・別名・学名 】
浜辺野菊、Heteropappus hispidus subsp. Arenarius
【 撮影日時 】
2009年(平成21年)1月17日/14時02分〜14時14分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡南種子町門倉岬海岸
【名前の由来】
浜辺に咲く野菊ということで付けられています。

生態状況

鉄砲伝来の地で知られている種子島の最南端門倉岬の海岸で咲いていたハマベノギクです。
海岸の崖付近にひっそりと咲いていました。すでに開花時期は過ぎているのに、美しい姿に感動しました。
ところで、ハマベノギクの花期は、7〜10月と言われ、すでに終わっているのですが、海岸付近は暖かいのでしょうか。季節風を遮られ、花びらは薄紫色でしっかりと付いたままです。時期外れを感じさせてくれません。

  • ハマベノギク
    ハマベノギクは、通常、砂地に生えるものですが、種子島では、場所によっては、海岸の傾斜地や岩場の隙間に根を張っていることもあります。
  • 頭花ハマベノギク
    茎の先端部に、直径約5センチの頭花をつけます。花びらの数は、写真のもので29枚です。
  • 岩場に咲いたハマベノギク
    写真の如く、岩場の隙間に根を張っていることもあります。その姿はすばらしいです。
  • 岩場に咲いたハマベノギク
    通常、頭花の直径は、3.5センチとされていますが、ここ門倉岬のものは、それより一回り大きいです。冬の海岸に薄紫色の花を咲かせています。【平成23年1月17日】
  • 一輪咲いたハマベノギク
    岸近くの岩場などに群れて咲いているのではなくて、ほとんどひっそりと開花しています。

2022年(令和4年)2月2日(水)、西之表市伊関沖ヶ浜田海岸で取材したハマベノギクの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ハマベノギク 真冬の海岸で茎の先端部に頭花をつけ淡青紫色の花を咲かせた開花風景令和4年〜種子島の自然

平成24年11月9日(金)、南種子町門倉岬の海岸付近で撮影したハマベノギクの動画です。海岸に咲く美しいハマベノギクの花をお楽しみください。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
種子島の海岸に咲く花:ハマベノギク

2013.12.15〜