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国産火縄銃の第一号を完成させた人物

鉄匠八板金兵衛清定像

西之表市池田の交差点にある「鉄匠八板金兵衛清定像」です。1993年に設置されたものです。

八板金兵衛は、国産銃の製作に情熱を燃やした人物です。雌ねじの切り方が分からずに、娘の若狭をポルトガル人に嫁がせ、その技法を習得し国産火縄銃の第一号を完成させました。その八板金兵衛が作った国産第1号の火縄銃は、現在、種子島開発総合センターに展示されており、西之表市の文化財に指定されています。

そして八板金兵衛の屋敷は、現在のかしはら旧店舗周辺にあったと伝えられています。写真の八板金兵衛清定像は、バイパス道路と県道75号線とが垂直に丁字になる交差点の近くに建てられており、夜間ライトアップされています。左が八板金兵衛で、右が弟子の三郎次でしょうか。

鉄匠八板金兵衛清定像

ポルトガル商人から二丁の火縄銃を手に入れた島主種子島時尭公は、家来刀匠八板金兵衛清定に火縄銃の模作を命じた。

鉄匠八板金兵衛清定像

雌ネジの製作が分からず、娘若狭をポルトガル人に嫁がせ、その技法を習得します。試行錯誤の末、遂に国産銃の製作に成功します。

鉄砲伝来の功徳の碑文

天文12年8月25日(西暦1543年)、種子島の南端門倉岬前之浜に南蛮船が漂着。船中三人のポルトガル商人が所持していた火縄銃二丁を二千両で買い求めた第14代島主種子島時尭公。

裏側から見た鉄匠八板金兵衛清定像

裏面には、鉄砲伝来の功徳の碑文が刻まれています。階段入口にある鉄匠八板金兵衛清定像の案内板です。入口です。

西之表港線池田港交差点付近に設置されている鉄匠八板金兵衛清定像

西之表港線池田港交差点です。中央に金兵衛像が見えています。

夜間ライトアップされている鉄匠八板金兵衛清定像

夜間は、ライトアップされており、軟らかい光に浮かび上がる銅像をお楽しみください。

※ 2013年(平成25年)9月21日、西之表市池田港交差点付近にある八板金兵衛清定像を撮影したものです。動画の中には、清定像、碑文、案内文などを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の名所・観光スポット:国産火縄銃の第一号が完成させた人物鉄匠八板金兵衛清定像

【撮影場所】
鹿児島県西之表市池田、鉄匠八板金兵衛清定像
【撮影日時】
2017年7月29日(土)/9時59分〜10時23分
2014.10.13〜