ウミガメふ化状況
中種子町立岩岡小学校では、毎年8月にウミガメ放流を行なっています。昭和54年から行われており、30年以上続いている伝統行事です。しかし、今年は相次ぐ台風の影響により、2学期に入ってからの放流となりました。
平成30年9月5日(水)、学校近くの長浜海岸で、児童18名により、ウミガメ207匹が放流されました。今年はふ化が遅かったのが特徴でした。
岩岡小学校では、ウミガメの採卵は、6月1日に行い、合計242個をふ化場で育ててきました。ふ化したウミガメは合計207匹で、ふ化率は8月19日現在で86%でした。
今回放流するウミガメは、207匹です。今年は、ウミガメ留学生地元の児童とともに放流します。
写真2枚目は、ふ化したウミガメです。夏休み期間中、教頭先生は、ウミガメにえさをやったり、水換えなどを行なったり世話をして大事に育ててきました。
ふ化したウミガメ
ふ化場
写真3枚目は、岩岡小学校前のウミガメふ化場です。放流する長浜海岸の砂を入れています。6月の遠足で242個の卵を採卵しふ化場に戻していました。
写真4枚目は、岩岡小学校北側の平畑線を通り、県道589号線に出て長浜海岸へ向かいます。
長浜海岸へ向かう
先生のお話し
写真5枚目は、海岸での先生のお話しです。今回ふ化したウミガメを放流することを話しました。
写真6枚目は、バケツの中のふ化したウミガメをつかみ1匹ずつ両手に持って一斉に放流します。
ウミガメを持つ
一斉に放流
写真7枚目は、長浜海岸で、10時30分ごろ一斉に放流しました。子どもたちは、「また帰ってきてねぇ」とか声をかけていました。
写真8枚目は、海に向かうウミガメです。よちよち歩きです。波によって、戻されたりします。放流したウミガメは大きくなったら、きっと、この海岸に帰ってくるよ。30年後楽しみだね。
放流されたウミガメ
ウミガメを見送る
ひとり一人放流されたウミガメに声をかけながら見送りました。このあと、子どもたちは、再び、学校へ歩いて帰りました。写真9枚目です。
ウミガメ放流や留学制度については、中種子町立岩岡小学校(0997-27-9501)へお問い合わせてください。
※ 平成30年9月5日(水)、種子島の中種子町立岩岡小学校児童による長浜海岸でのウミガメ放流体験の模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、ふ化したウミガメの様子、放流する長浜海岸へ向かう児童の様子、先生のお話し、ウミガメ放流の模様、一般参加者及び児童のコメントなどを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:岩岡小学校長浜海岸でのウミガメ放流体験2018年】