種まき畑
令和4年5月23日(月)、西之表市立現和小学校で、3・4年生による落花生の種を植える体験が行なわれました。これは、14年前から行っているものです。現和校区が、ふるさと活性化事業表彰を受ける際に始めたことによります。
現和は、種子島での落花生栽培の発祥の地であります。当時、現和で開業医をされていた最上宏氏は、31歳の元気な青年村会議員として換金作物への取り組みに貢献しました。
そして、昭和33年に種子島落花生栽培初地之碑を建立しています。石材は、浅川から悪路の道をころを使って、運び出されたと今回栽培指導された鮫島さんが話されていました。現和校区民一丸となって記念碑を完成させています。
その記念碑の横の小畑での落花生の種を植える体験です。
写真1枚目は、子どもたちが落花生の種を植え付け小畑です。写真中央に種子島落花生栽培初地之碑が建立されています。そして、指導者の鮫島さんがすべて下準備を済ませています。
写真2枚目は、今回落花生の種植え指導をされた鮫島市憲さんです。鮫島さんは、記念碑に刻まれた羽生乙彦さんと親族関係でもあり市議会議員もされています。子供たちに現和での落花生栽培についての話をしました。
落花生栽培の学習をする
種の植え方
写真3枚目は、落花生の種の植え方を教えています。作業は、いたって簡単です。すでに鮫島さんが植える準備はしていました。そして、テープに赤い目印をしているところに種をまきます。20センチ間隔です。
写真4枚目は、落花生の種は、一粒ずつ植えていきます。種を植えると、約1週間ぐらいで芽が出てきます。その後成長して、黄色い花を咲かせます。その花が落下することにより、土に中に種が増えて大きくなります。読んで字のごとくに成長するのです。花を咲かせると、90日間で収穫できるようになります。
落花生の種の植え方
種の植え付け指導
写真5枚目は、指で穴を掘り、種は、20センチ間隔で植え付けます。鮫島さんが丁寧に植え方を指導していました。
写真6枚目は、種を1粒植え付けます。跡で土がかぶせます。
種植え
名札をつける
写真7枚目は、種まきが終わると全員で足で土をかぶせます。
写真8枚目は、種の植え付けが終わると、記念碑の前で記念撮影をしました。そして、学校に戻り、花壇で落花生の種植えをします。
全員での記念撮影
種を配る
写真9枚目は、学校の花壇での植え付け作業です。落花生の種を配ります。
感想発表
写真10枚目は、無事、落花生の種植えも終わりました。落花生種まきの感想発表です。楽しく作業ができたことなどが発表されました。収穫は、9月です。そして、収穫された落花生は、塩煮でゆがき、子どもたちに振舞われます。楽しみですね。
なお、落花生の種植え及びしおさい留学制度などの詳しいことは、西之表市立現和小学校(0997-25-0003)へお問い合わせてください。
※ 2022年(令和4年)5月17日(水)、西之表市立現和小学校3・4年生による種子島落花生栽培初地之碑及び学校花壇での落花生種まきの模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、指導者鮫島市憲さんの落花生のお話し、落花生の植え方指導、児童による種植え、児童年同社鮫島さんのの感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【現和小学校3・4年生落花生種まき体験令和4年〜種子島の学校活動】