種まき農園
令和5年5月23日(火)、西之表市立現和小学校で、3・4年生による落花生の種を植える体験が行なわれました。これは、15年前から行っているものです。現和校区が、ふるさと活性化事業表彰を受ける際に始めたことによります。
現和は、種子島での落花生栽培の発祥の地であります。当時、現和で開業医をされていた最上宏氏は、31歳の元気な青年村会議員として換金作物への取り組みに貢献しました。
そして、昭和33年に種子島落花生栽培初地之碑を建立しています。石材は、浅川から悪路の道をころを使って、運び出されたと今回栽培指導された鮫島さんが話されていました。現和校区民一丸となって記念碑を完成させています。
その記念碑の横の小畑と学校菜園での落花生の種を植える体験です。
写真1枚目は、子どもたちが落花生の種を植え付ける学校菜園です。ここには、3年生が植え付けします。
写真2枚目は、今回落花生の種植え指導をされた鮫島市憲さんです。鮫島さんは、記念碑に刻まれた羽生乙彦さんと親族関係でもあり市議会議員もされています。子供たちに現和での落花生栽培についての話をしました。
落花生栽培の学習をする
種の植え方
写真3枚目は、落花生の種の植え方を教えています。作業は、いたって簡単です。すでに鮫島さんが植える準備はしていました。そして、テープに赤い目印をしているところに種をまきます。20センチ間隔です。
写真4枚目は、落花生の種は、一粒ずつ植えていきます。種を植えると、約1週間ぐらいで芽が出てきます。その後成長して、黄色い花を咲かせます。その花が落下することにより、土に中に種が増えて大きくなります。読んで字のごとくに成長するのです。花を咲かせると、90日間で収穫できるようになります。
3年生の種の植え付け
種の植え付け
写真5枚目は、指で穴を掘り、種は、20センチ間隔で植え付けます。鮫島さんが丁寧に植え方を指導していました。
写真6枚目は、こちらは、4年生が種まきする落花生初地の石碑横の小畑です。現在、ひまわりが植えられています。その間に落花生の種子を植え付けます。
4年生が種まきする小畑
4年生の種植え
写真7枚目は、4年生の種植えです。ひまわりの間に入って、種まきをします。4年生ですので、上手に植え付けていました。
全員での記念撮影
写真10枚目は、無事、落花生の種植えも終わりました。みんなで記念撮影をしました。
収穫は、9月です。そして、収穫された落花生は、塩煮でゆがき、子どもたちに振舞われます。楽しみですね。
なお、落花生の種植え及びしおさい留学制度などの詳しいことは、西之表市立現和小学校(0997-25-0003)へお問い合わせてください。
2023年(令和5年)5月23日(火)、西之表市立現和小学校3・4年生による種子島落花生栽培初地之碑及び学校花壇での落花生種まきの模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、指導者鮫島市憲さんの落花生のお話し、落花生の植え方指導、児童による種植え、参加児童及び栽培指導者鮫島さんのの感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【現和小学校3・4年生落花生種まき学習体験令和5年度〜種子島の学校活動】