種まき農園
令和6年6月5日(火)、西之表市立現和小学校で、3・4年生による落花生の種を植える体験が行なわれました。これは、16年前から行っているものです。現和校区が、ふるさと活性化事業表彰を受ける際に始めたことによります。
現和は、種子島での落花生栽培の発祥の地であります。当時、現和で開業医をされていた最上宏氏は、31歳の元気な青年村会議員として換金作物への取り組みに貢献しました。
その記念碑の横の小畑と学校菜園での落花生の種を植える体験です。
写真1枚目は、子どもたちが落花生の種を植え付ける石碑横の小畑です。ここには、子供たちが植え付けします。
写真2枚目は、今回植え付ける落花生の種子です。昨年収穫された種を水洗いして乾燥しておいたものです。
落花生の種子
栽培指導
写真3枚目は、今回落花生の種植え指導をされた鮫島市憲さんです。鮫島さんは、記念碑に刻まれた羽生乙彦さんと親族関係でもあり市議会議員もされています。子供たちに現和での落花生栽培についての話をしました。
写真4枚目は、落花生の種は、一粒ずつ植えていきます。種を植えると、約1週間ぐらいで芽が出てきます。その後成長して、黄色い花を咲かせます。その花が落下することにより、土に中に種が増えて大きくなります。読んで字のごとくに成長するのです。花を咲かせると、90日間で収穫できるようになります。
種の植え付け
種の植え付け
写真5枚目は、指で穴を掘り、種は、20センチ間隔で植え付けます。烏から種をとられないように少し穴を深くして植え付けます。
写真6枚目は、こちらは、落花生初地の石碑横の小畑です。落花生の種子を植え付けます。そして、種が途中で切れたら、横線を引いて印をつけるように指導しています。
種まきする小畑
種植え
写真7枚目は、種植えです。上手に植え付けていました。収穫が楽しみですね。
石碑のお話
写真8枚目は、無事、落花生の種植えも終わりました。そして、昭和33年に種子島落花生栽培初地之碑を建立しています。石材は、浅川から悪路の道をころを使って、運び出されたと今回栽培指導された鮫島さんが話されていました。現和校区民一丸となって記念碑を完成させています。
なお、収穫は、9月です。そして、収穫された落花生は、塩煮でゆがき、子どもたちに振舞われます。楽しみですね。
なお、落花生の種植え及びしおさい留学制度などの詳しいことは、西之表市立現和小学校(0997-25-0003)へお問い合わせてください。
2024年(令和6年)6月5日(水)、西之表市立現和小学校3・4年生による種子島落花生栽培初地之碑及び学校花壇での落花生種まきの模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、指導者鮫島市憲さんの落花生の種配布、児童による種植え、石碑のお話、参加児童の感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。