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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ブドウ科ブドウ属の落葉つる性植物
【 和名・別名・学名 】
海老蔓/別名エビヅル/山葡萄ヤマブドウ、Vitis ficifolia
【 撮影日時 】
2011年(平成23年)7月16日(土)/10時15分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市下西下石寺農道沿い、現和庄司浦農道沿い、安城大野道沿い
【名前の由来】
葉の裏側の赤褐色の毛がえびの色に似ているために付けられています。

生態状況

エビカズラは、山野に生えるつる性の植物でどこでも見ることができます。他の草木などに巻きつきながら伸びていきます。
初夏に淡い黄緑色の花を咲かせます。段々熟してくると濃い紫色に果実が成長していきます。
熟した果実は食べられます。小さい頃よく食べていたものです。地元では「ガレブ」と呼んでいます。

  • 黄緑色の小さな花を多数つけたエビカズラの画像
    エビカズラの開花時期は、6〜8月です。山野の道沿いの林の縁などに生えています。葉と対生して、長さ6〜12センチの花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つけています。
  • 青い果実のエビカズラの画像
    夏から初秋にかけて、エビカズラの果実が次第に熟していきます。この頃は、青い果実のままです。房状になっているのです。しかし、黒く熟さないと食べられません。【平成23年8月15日撮影】
  • 紅色に葉が変色したエビカズラの画像
    真冬のエビカズラです。果実は付けていません。やや紅色に葉が変色しています。【平成23年1月10日撮影】
  • 黄緑色の小さな花をつけたエビカズラの画像
    場所によっては、秋になっても花を咲かせたままになっていることもあります。開花もまちまちです。【平成28年10月5日撮影】
  • エビカズラの青い果実・葉・茎
    海岸に近い場所の夏の状況です。青い果実のままですが、一部黒く熟しているのもあります。その大きさは、直径5〜6ミリです。【平成23年8月15日撮影】

2022年(令和4年)9月15日(木)、西之表市能野上石寺線で取材した秋に果実が熟したエビヅルの果実風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
エビヅル 秋に果実が熟し房状に垂れ下がった風景令和4年 AIボイスナレーション付き〜種子島の植物

2013.12.15〜