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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
アオイ科キンゴジカ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
金午時花、Sida rhombifolia L
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)7月7日(金)/10時50分〜11時10分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市榕城線小牧野道沿い
【名前の由来】
***

生態状況

キンゴジカは、道端、空き地などやや湿っぽい場所に生える多年草です。種子島が北限とされるが、近年本土でも帰化されているという。
特徴は、花びらにあります。普通の花びらは、左右対称になっているのですが、キンゴジカは非対称になっているのです。たいへん珍しい草花ですね。
また中心部周辺のオレンジ色の輪が目立ちます。何といっても、非対称な花びらが、印象に残ります。
【注意】文中の数値は撮影時の実測です。

  • キンゴジカ
    開花時期は、5〜9月です。高さは、25〜118センチです。
  • キンゴジカ
    葉腋から花柄を出して、その先端部に花を1個つけます。その大きさは、直径1.5〜2センチです。
  • キンゴジカ
    この時期は、つぼみの状態がほとんどです。梅雨が明けるころ一斉に開花します。
  • キンゴジカ
    非対称的な花びらが何とも不思議な雰囲気を与えてくれます。
  • キンゴジカ
    写真は、茎と小枝です。暗褐色に染まっています。また、よく枝分かれしています。
  • キンゴジカ
    葉は互生し、やや内側にそり返っています。葉腋から小枝を出してその先端部に頭花をつけます。
  • キンゴジカ
    群生することもあります。葉の大きさは、長さ2.5〜4.5センチ、幅は7〜27ミリの披針形から卵形の大きさです。

2024年(令和6年)7月19日(金)、西之表市下郷現和上之町線の道沿いで取材した、夏に枝先の葉腋に花柄を出し淡黄色で非対称の花を咲かせたキンゴジカの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
キンミズヒキ 初夏から夏にかけて小枝の葉腋に花柄を出しその先に淡黄色で珍しい非対称の花を咲かせた開花風景令和6年 AIボイスナレーション案内 - 種子島の植物

2013.12.17〜