オニユリ
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オニユリ
草花・植物の諸データ
【 科・属名 】
ユリ科ユリ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
鬼百合/別名テンガイユリ(天蓋百合)、Lilium lancifolium
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)7月12日(水)/13時31分〜13時34分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡中種子町広野中之町線二十番
【名前の由来】
花を赤鬼の顔に見立てたもの。
生態状況
オニユリは、元々鱗茎を食用にするために渡来したといわれています。したがって、栽培されたものが野生化したとされます。
種子島では、人家近くでオニユリを見かけます。
オニユリの開花時期は、7〜8月です。暖地種子島では、6月には開花します。コオニユリに比較して、全体的にひと回り大きいです。そして、花の色がやや赤黒いです。
花は下向きに咲かせます。花の直径は、10〜12センチです。雄しべは6本です。花粉は、暗褐色です。
通常、ひとつの茎に4〜20個の花をつけ、花被片は外側に円弧型にそり返ります。
写真は、茎と葉、そして、葉腋についたむかごです。このむかごで、コオニユリと区別がつきます。やがて、むかごが落下して増えます。
葉は互生し、長さ5〜18センチ、幅は0.7〜1.5センチの細披針形で、先は鋭く尖ります。葉柄はなくむかごがつきます。
ほとんど、横向きあるいは傾斜して花をつけています。人家近くで群生する多年草です。
花の蜜を求めて、たくさんの蝶がオニユリに集まっていることもあります。道端に咲いているので、車窓からも確認できます。
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2016.7.26〜