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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ケシ科タケニグサ属の大型の多年草
【 和名・別名・学名 】
竹似草/別名チャンパギク、Macleaya cordata
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)7月15日(金)/13時41分〜13時44分、2017年(平成29年)6月19日(月)/10時26分〜10時28分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市安城大野林道沿い、古田屋久川林道沿い
【名前の由来】
茎が竹に似て、中空になっていることによります。

生態状況

通常、山間部の少し湿っぽい道端などに生える大型の多年草です。
背丈は1.5メートル以上、葉は大きいもので、直径20センチ以上、大きく裂があります。
全般的に、白っぽく見えます。なお、タケニグサは、有毒植物とされています。ご注意ください。

  • タケニグサ
    タケニグサの花期は、7〜8月です。里山の林道沿いに生える多年草です。高さは、1メートルを超える大型の植物です。
  • タケニグサ葉
    葉を真上から撮影したものです。葉の長さは25センチ前後です。菊の葉のように大きく裂けているのが特徴です。
  • タケニグサ花序・葉・茎
    茎の先端部に散状花序を出しますが、6月の時点では、薄いオレンジ色の小さな花をつけています。また、古い枯れた茎も残っています。
  • タケニグサ花序・葉
    先端部の茎、葉、花序です。花序は、薄茶色で、これから成長して、散状花序を出し、白い花を多数つけます。
  • タケニグサ白い花
    茎の先端部に白い花を多数つけています。一部は、綿状になっているのもあります。
  • タケニグサ茎・枝
    茎と枝です。全般的に白い粉状になっています。また、古い枯れた茎が残っていることもあります。
  • タケニグサ群生
    傾斜地で、グループを成して群生しています。この時期は、枯れた茎が多く残っています。

※ 2021年(令和3年)6月15日(火)、西之表市古田二本松十三番線沿いで取材した梅雨時期に茎の先端部に散状花序を出し白い花を咲かせたケシ科タケニグサ属の多年草タケニグサの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
タケニグサ 梅雨時期に茎の先端部の散状花序を出し白い花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

2013.12.21〜