オオマツヨイグサ
草花・植物の諸データ
- 【 科・属名 】
- アカバナ科マツヨイグサ属の2年草
- 【 和名・別名・学名 】
- 大待宵草、Oenothera erythrosepala Borbas
- 【 撮影日時 】
- 2017年(平成29年)7月13日(木)/8時38分〜8時41分
- 【 撮影場所 】
- 鹿児島県西之表市下西鞍勇
- 【名前の由来】
- マツヨイグサより大きいため付けられています。
生態状況
山間部の日当たりのよい道端、畑の縁付近に生える北アメリカ原産2年草の帰化植物です。
日本には、明治初期に渡来し、園芸品種として導入されたものが、各地で野生化しているとされます。
色鮮やかな黄色が素敵です。昼間は花びらは萎んでいますが、夕方から開花していきます。
オオマツヨイグサの開花時期は、6〜8月です。高さは、70〜80センチです。
茎の上部の葉腋から花柄を出して、その先端に黄色い花を咲かせます。花の大きさは、5センチ以上です。
午前中の状況です。すでに、花が萎んでいるのもあります。赤く変色すると、マツヨイグサです。これが判別のポイントとなります。
茎は、全般的に赤褐色に帯びており、白い毛が多くあります。葉の縁は、やや波打ったようになっています。
根元付近です。密生する葉で、根元が分かりません。葉は、長さ6〜13センチ、幅は、2〜3センチの披針形です。その多くが、枯れたように赤褐色になっています。
葉の縁には、波状の浅い鋸歯があります。根元に近いほど、葉が枯れた部分があります。
畑の縁付近では、ほかの雑草とともに生えています。
【関連ページ】
- メマツヨイグサ - 四季折々の草花
2013.12.15〜