1. ふるさと種子島>
  2. 四季折々の草花>
  3. 7月の草花>
  4. タカサゴユリ

草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ユリ科ユリ属の多年草帰化植物
【 和名・別名・学名 】
高砂百合、Lilium formosanum
【 撮影日時 】
2021年(令和3年)7月23日(金)/13時11分〜13時22分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市県道76号線六番
【名前の由来】
台湾を意味する古称の高砂国に由来します。

生態状況

タカサゴユリは、台湾原産の多年草帰化植物で、日本には1924年に園芸品種として導入されています。それが野生化して全国に分布しています。日当たりのよい草地や荒地でも育ちやすく急速に繁殖を広げています。

なお、テッポウユリとの類似性から日本では「ホソバテッポウユリ」と呼ばれる場合もあります。また近年では、「タカサゴユリ」、「ホソバテッポウユリ」を含めて「シンテッポウユリ」と呼ぶこともあります。

  • タカサゴユリ
    茎の上部に総状花序をつけ、長さ15センチ、直径13センチほどのラッパ状の花被片6弁の花を咲かせます。花の内部は乳白色、外側は、紫褐色の筋を帯びています。
  • タカサゴユリつぼみ
    草丈60センチほどの上部につぼみをつけた状態です。すでに紫褐色の筋が入っているのが確認できます。
  • タカサゴユリ花・つぼみ・茎
    日当たりのよい草地に生えており、風により花が傷んでいることが多いです。近づいても余り臭いはしません。
  • タカサゴユリ花
    ホソバテッポウユリとの違いは、紫褐色の筋があるか、ないかで判別できます。しかし、中にはないものもあるという。
  • タカサゴユリ群生
    急速に繁殖を広げています。ホソバテッポウユリと混在していることが多いです。
  • タカサゴユリ
    テッポウユリに比較して、草丈が高く丈夫とされます。これから8月にかけて満開となります。

2024年(令和6年)7月23日(火)、西之表市安城平山線で取材した茎の上部に総状花序をつけ紫褐色の筋が入ったラッパ状の白い花を咲かせたタカサゴユリの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
タカサゴユリ 真夏に茎の上部に総状花序を出し紫褐色の筋が入ったラッパ状の白い花を咲かせた開花風景令和6年 AIナレーション案内 - 種子島の植物

2021年(令和3年)7月22・23日(木・金)、西之表市県道76号線岳之田、六番で取材した茎の上部に総状花序をつけ紫褐色の筋が入ったラッパ状の花を咲かせたユリ科ユリ属の多年草帰化植物タカサゴユリの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
タカサゴユリ 夏に茎の上部に総状花序をつけ紫褐色の筋が入ったラッパ状の花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

2021.7.23〜