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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キク科ハマグルマ属のつる性多年草
【 和名・別名・学名 】
木立浜車、Wadelia biflora
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)6月5日(日)/11時06分〜11時13分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡中種子町梶潟海岸
【名前の由来】
浜辺を覆い尽くすように、また、他の植物に絡みつくように伸びていることで付けられています。

生態状況

暖地の海岸付近に自生するキダチハマグルマです。地面を這ったり、他の物に絡みつき這い上がるように群生しています。
ハマグルマの葉に比べて、二まわりも、三まわりも大きいのが特徴です。花びらは、2〜3センチくらいで、風にも弱いのか、花並びもよくありません。
ハマグルマとの違いも簡単に判別できます。

  • キダチハマグルマ
    つる性の多年草で、海岸付近で大群生します。花期は、4〜9月とされますが、通年花を咲かせているようです。
  • キダチハマグルマ花・茎
    海岸近くで咲く花なので、花並びが極端に悪いです。風雨によって、、花の傷みが激しいです。
  • キダチハマグルマ葉・茎
    葉の大きさは、長さ10センチを超える大きな卵形です。幅は、6センチ前後です。
  • キダチハマグルマ多数の頭花
    海岸付近では、隙間もないほどに群生します。葉腋から枝が出てその先端部に黄色の花をつけます。直径2〜3センチです。
  • キダチハマグルマ群生
    海岸付近では、覆いかぶさるように一面群生しています。その群生に圧倒されます。

2023年(令和5年)6月23日(金)、西之表市住吉深川海岸で取材した初夏のころ葉腋から枝が出てその先に黄色の花を咲かせたキダチハマグルマの開花風景を紹介しています。なお、AIナレーションで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
キダチハマグルマ 海岸付近で葉腋から枝が出てその先に黄色の花を咲かせた開花風景令和5年6月23日 AIナレーション案内〜種子島の植物

2013.12.15〜