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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ナデシコ科ナデシコ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
浜撫子/別名フジナデシコ、Dianthus japonicus
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)6月16日(金)/10時10分〜10時37分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市下西鞍勇道沿い、住吉下能野国道58号線沿い
【名前の由来】
浜辺に咲くナデシコによります。

生態状況

ハマナデシコは、海岸に近い場所に生える多年草です。場所によっては、内陸部に生えていることもあります。紅色の鮮やかな花びらが、とても印象的です。
光沢のある葉と濃い緑の調和が何とも言えません。

  • ハマナデシコ
    ハマナデシコは、通常、浜辺に近い場所に生えていますが、内陸部でも見かけます。高さは、50センチ前後です。開花時期は、6〜10月です。
  • ハマナデシコ集散花序
    茎の先端部に、直径約1.5センチの集散花序をつけます。花びらは5枚で、縁にはのこぎり状のギザギザがあります。
  • ハマナデシコ茎・葉
    葉は対生し、写真の如く、濃い緑色の卵形で光沢があります。
  • ハマナデシコ茎・葉
    写真の場所は、海岸に近い場所に生えたハマナデシコです。背丈は、25センチ前後です。道路の法面の傾斜地に根付いたものです。
  • ハマナデシコ花・白
    白のハマナデシコです。写真の如く、花びらだけが白くなっています。おそらく、園芸品種の可能性があります。
  • ハマナデシコ茎・葉
    場所によっては、茎や葉の色が薄緑色になっているものもあります。葉は対生しており、下部の茎は赤褐色になっています。
  • ハマナデシコ茎・葉
    写真は、道沿いの草地に生えているものです。茎が8本あります。

※ 2022年(令和4年)6月1日(水)、西之表市現和浅川海岸で取材した初夏のころ茎の先に集散花序を出し紅紫色の花を咲かせたハマナデシコ開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ハマナデシコ 初夏の海岸で茎の先端に集散花序を出し紅紫色の鮮やかな花を咲かせた開花風景令和4年〜種子島の植物

2013.12.15〜