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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
イネ科ススキ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
常盤薄/別名カンススキ・アリワラススキ、Miscanthus floridulus
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)6月2日(木)/10時58分〜12時08分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市住吉形之山、志和野、中種子町星原浜津脇国道58号線沿い
【名前の由来】
葉が常緑であるため付けられています。

生態状況

暖地の海岸付近で、初夏に花を咲かせてくれるトキワススキです。種子島では、東シナ海側で主に観察できます。
ススキといえば、秋を連想するのですが、トキワススキは一足早い秋の風情があります。
国道58号線沿いでは、車窓からも十分確認できます。

  • トキワススキ
    トキワススキの花期は、7〜8月とされていますが、種子島は暖地なので、5〜6月には開花しています。高さも2メートルを超える大型の多年草です。
  • トキワススキ花序・茎
    トキワススキの花序は、30〜50センチで中軸は先端まで伸びています。
  • トキワススキ花序・茎
    海岸付近の林の縁で自生していることが多いです。風が吹くと穂が大きく揺られながら自然音を発します。
  • トキワススキ群生・花序
    葉は、幅1.5〜3センチで縁はざらつき長さは50センチ以上です。
  • トキワススキ群生・花序
    場所によっては、トキワススキの群生もあります。小穂は、ススキよりも小さく3.5ミリ前後です。

2021年(令和3年)6月1日(火)、西之表市住吉能野、深川下石寺線、国道58号線形之山の道沿いで取材した梅雨時期に茎の先端に大きな花序を伸ばし花を咲かせたイネ科ススキ属の大型の多年草トキワススキの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
トキワススキ 梅雨時期に茎の先端に大きい花序を伸ばし花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

2013.12.21〜