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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ムラサキ科キュウリグサ属の2年草
【 和名・別名・学名 】
胡瓜草/別名タビラコ、Trigonotis peduncularis
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)3月16日(木)/8時50分〜8時59分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市下西川迎畑土手付近
【名前の由来】
葉っぱを揉むと、キュウリの臭いがすることで由来しています。

生態状況

キュウリグサは、道端や田畑などで多数見られる2年草です。暖地種子島では、場所によっては、1月から咲き始めてきます。
花びらは大変小さくて2ミリ前後、薄い青紫色です。花の中心部は黄色くなっています。花びらがとても小さいので、撮影もなかなかです。花びらは5枚で近くで見るととても可愛い花です。

  • キュウリグサ
    開花時期は、通常3〜5月です。高さは、15〜30センチです。畑の土手付近で群生しているものです。
  • キュウリグサ花
    根から放射状に出た茎は、傾斜しながら伸びています。その茎の先端部に薄い青紫色の花をつけます。開花しているのは、通常5個ぐらいです。
  • キュウリグサの茎と葉
    写真は、茎と葉を写したものです。葉には柄があります。茎と同じ色で赤みを帯びています。そして、葉や茎には、白い毛が生えています。
  • キュウリグサ群生
    他の野草と混在して群生しています。花は小さいですが、遠くからでも青い花が目につきます。
  • キュウリグサ花
    茎や若葉を揉むと、きゅうりの匂いがするとされます。道端で試してみると楽しいだろう。
2013.12.17〜