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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
岩大戟、Euphorbia jolkinii Boiss
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)3月31日(火)/9時15分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市国上湊、安城川脇海岸
【名前の由来】
***

生態状況

種子島の海岸では、一足先初夏になっているのでしょう。現在イワタイゲキが花を咲かせています。花の名前の通り、ごつごつした岩の間に株があり、そこから枝が出てまっすぐに伸びています。高さは50〜60センチくらいです。
写真でも分かるとおり、黄緑色で鮮やかさがあります。したがって、遠くからもすぐ目に付きやすい草花です。先端にたくさん花を付けていますので、咲いている様子は大変きれいです。
茎から有毒の白っぽい乳液みたいなものが出てきます。触らないよう注意してください。

  • イワタイゲキ
    イワタイゲキは、場所によっては、大きな群れをなすことがあります。鮮やかな黄色に感動です。
  • 根元が露出したイワタイゲキ
    波打ち際に近い場所で、根が露出しているものを見つけたものです。写真のごとく、根が大変丈夫です。
  • 石の隙間のイワタイゲキ
    海岸の石の間に株を作るような感じで生えています。適当な間隔で、群生しています。早春の海岸の風物詩です。
  • イワタイゲキの密に咲かせた花
    複数の茎の先端部に散状花序をつけ蜜につけた花です。鮮やかな黄色が何ともいえません。
  • 背丈の低いイワタイゲキ
    海岸ではいろいろの高さで観察できます。写真のものは草丈の小さいものです。
  • イワタイゲキ晩秋
    晩秋の海岸です。大小の石の隙間に自生しています。茎がこのように丸見えになっていることは、珍しいことです。一見春を思わせるような光景です。
    【2011(平成23)年11月19日(土)/15時26分】

2021年(令和3年)3月14日(日)、西之表市国上浦田湾、湊海岸、伊関小浜海岸で取材した早春に複数の茎の先端部に散状花序をつけ密に花を咲かせたトウダイグサ科の多年草イワタイゲキの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
イワタイゲキ 早春に複数の茎の先端部に散状花序をつけ密に花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

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2013年(平成25年)3月25日(月)、西之表市伊関浜脇海岸で撮影した春を彩るイワタイゲキを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
種子島の海岸に咲く花:イワタイゲキ

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2013.12.21〜