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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
トクサ科トクサ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
土筆/別名ツクシンボ・スギナノコ、Equisetum arvense
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)3月11日(土)/12時41分〜12時46分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡南種子町下中郡原
【名前の由来】
***

生態状況

春を告げる草花といったら、たくさんある中でツクシもそのひとつです。特にグループや会などの名前にたくさん使われることが多く、可愛いイメージがあります。
ところで、ツクシはスギナの子供です。スギナといったら畑の代表的な雑草です。根が四方八方に広がり、とてもしつこい雑草で有名です。
しかし、ツクシは食用にもなります。場所も関係なく、スギナがあれば必ず生えてきます。
写真の場所は、畑ではなく、田んぼの水路付近に生えているツクシです。現在見ごろを迎えています。

  • ツクシ
    スギナは、ほぼ日本全土に分布するシダ植物の多年草です。初春に食用にもなるツクシと呼ばれる胞子茎を出します。その後、スギナとよばれる栄養茎を出します。
  • ツクシ先端部の穂
    ツクシの高さは、5〜14センチです。先端部に胞子の穂がついています。
  • ツクシ若い茎
    これは、スギナの若い茎です。地下茎でツクシとつながっています。
  • ツクシ群生
    場所によって、スギナは群生します。昔は、どこの畑でも普通にスギナは見れましたが、除草剤ラウンドアップの出現で、畑では見かけられなくなっています。今は、用水路付近でよく見られます。
  • ツクシ群生
    地下茎で伸びていくので、除草が大変です。畑の雑草として代名詞になっていました。

2021年(令和3年)3月22日(月)、南種子町茎永の雨田高山線沿いの水田あぜ道及び土手付近で取材したシダ植物の多年草スギナで、春先に出る胞子茎のツクシの風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ツクシ 春先にスギナから出る胞子茎の風景〜種子島の自然

2013.12.21〜