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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
サトイモ科テンナンショウ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
武蔵鐙、Arisaema ringens
【 撮影日時 】
2014年(平成26年)3月21日(金)/16時06分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡中種子町納官原之里宮吉良の石塔付近
【名前の由来】
武蔵の国で作られた鐙に似ているので由来しています。

生態状況

ムサシアブミは、マムシグサによく似ている草花です。少し日陰の湿っぽい場所に生息している多年草です。
種子島では、海岸に近い林の中で群生しています。マムシグサに比べて、全体的に薄緑色で高さもありません。花はマムシグサによく似ています。
種子島では海岸から少し離れた道沿いでも生えていることがあります。

  • ムサシアブミ
    ムサシアブミの花期は、3〜5月です。高さは、20〜50センチです。日当たりの悪い林の湿地場所で群生しています。
  • ムサシアブミ多数の花序
    葉の中央部から花径をだし仏炎苞に包まれた花序を出します。それが、多数見られることもあります。
  • ムサシアブミ若葉
    これは、若葉です。葉は2個つき、小葉は3個。葉柄は高さは、15〜30センチです。次第に赤みを帯びていきます。
  • ムサシアブミの群生
    場所によっては、写真の如く群生します。全体的に有毒植物です。注意してください。
  • ムサシアブミの群生
    通常、グループを成し大きな株を作るように群生しています。成長するに従い茎が赤みを帯びてきます。

令和6年(2024年)3月14日(木)、南種子町西之本村浜山の話しの中で取材したムサシアブミの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ムサシアブミ 葉柄の中心部に花茎を出し仏炎苞に包まれた花序をつけ花を咲かせた開花風景令和6年 AIナレーション案内 - 種子島の四季折々の草花

【過去の動画 2022年3月17日】ムサシアブミ 初春のころ葉柄の間に花茎を出し仏炎苞に包まれた肉穂花序をつけた開花風景令和4年〜種子島の植物

 

【過去の動画 2014年3月21日】春海岸に近い湿った林の中で花を咲かせたムサシアブミ Arisaema ringens

2013.12.18〜