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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キク科ノゲシ属の2年草
【 和名・別名・学名 】
野罌粟/別名ハルノノゲシ、Sonchus oleraceus
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)3月15日(水)/10時14分〜11時04分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市下西川迎道沿い
【名前の由来】
ケシの葉に似ていることで、名前の由来になっています。

生態状況

ノゲシは、日本全土に生えている、雑草の代表格といってもいいでしょう。道端、荒地、畑など場所を選ばず生えています。
見るからに大変丈夫な花に見えますが、茎を握って抜くと、いとも簡単に途中からちぎれてしまいます。肝心な根が残ってしまうので、厄介な雑草です。
民家の庭先にも容赦なくノゲシが出てきます。ハルノノゲシの葉は、鮮やかな緑色で軟らかく食用にもなると言われています。

  • ノゲシ
    開花時期は、通常4〜7月です。場所によっては、真冬に花を咲かせていることもあります。高さは、通常、50〜100センチです。さとうきび畑で多く見かけます。
  • ノゲシ黄色の頭花
    茎は、いくつかに分岐して枝を出しその先端部に黄色の頭花をつけます。花の直径は約2センチです。
  • ノゲシ白い冠毛
    開花が終わると、冠毛ができます。白色で長さは約6ミリです。
  • ノゲシ畑の土手付近
    畑の土手で開花しているのノゲシです。葉は、茎に抱き込むようにつけています。葉の縁には、鋸歯がありますが、葉がやわらかいので、触れても痛くはありません。
  • ノゲシ畑の縁での群生
    サトウキビ畑では、縁、畑の中まで群生していることもあります。
2013.12.19〜