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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ナデシコ科マンテマ属の1〜2年草
【 和名・別名・学名 】
白花マンテマ、Silene gallica L. var. gallica
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)2月28日(火)/9時21分〜9時26分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市安納軍場道沿い
【名前の由来】
***

生態状況

シロバナマンテマは、ヨーロッパ原産の帰化植物です。日本には、江戸時代末期に渡来したといわれ、それが野生化したものとされています。
特に田畑の土手付近でよく見かける草花です。すこし湿っぽいところに生えています。ひとつの根から何本も分かれており、高さは30センチ前後です。
花びらは白地ですが、ややピンク色に染まっており、大変可愛らしい花です。特徴は、花びらの根元の付け根付近を見ると、縞模様が入っています。
種子島の道路沿いで、たくさん見かけます。写真のシロバナマンテマは、群生して咲きほこっており、その姿に圧倒されます。

  • シロバナマンテマ
    日当たりのよい畑の土手付近で群生しています。花期は、通常、5〜6月です。暖地種子島では、早めに開花します。高さは、25〜50センチです。
  • シロバナマンテマ
    茎の上部に、直径7〜8ミリの花を総状につけます。花弁は白色ですが、次第にピンク色に変化します。
  • シロバナマンテマ花
    茎や葉には、白い毛があります。葉の大きさは、長さ2〜4センチで、幅は1.5センチです。
  • シロバナマンテマの群生
    傾斜状に伸びて先端部に花をつけます。場所によっては、隙間もないほど群生します。
  • シロバナマンテマ花びら
    開花のあと、がく部分が卵形に膨らんできます。膨らんだ卵形には、長短の白い毛が密生しています。

2023年(令和5年)4月11日(火)、西之表市庄司浦川氏線で取材した、茎の上部に花を総状につけ白色・薄い桃色の花を咲かせたシロバナマンテマの開花風景を癒しのBGMを背景に紹介しています。なお、AIナレーションで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
シロバナマンテマ 茎の上部に花を総状につけ白色・薄い桃色の花を咲かせた開花風景令和5年 AIナレーション案内〜種子島の植物

2013.12.21〜