西之表市東町黒田商店前にある「鉄砲鍛冶集落跡」の標柱です。
鉄砲伝来で国産火縄銃の製作に情熱を燃やした人物である八板金兵衛の屋敷は、現在のかしはらの旧店舗まわりにあったと言われています。
玉川のこの付近には、鍛冶屋が何軒も軒を連ねていたという。
種子島の海岸で採取された砂鉄は、山間部の製鉄所で製鉄され、鉄は小さく切断されて、この鍛冶屋に運ばれてきて、火縄銃やハサミが作られてという。
山間部の製鉄所は、古田や現和武部などである。
西之表市東町国道58号線と県道76号線とが交差する交差点です。鉄砲鍛冶集落跡の標柱は交差点左花壇にあります。
交差点周辺です。横断歩道を渡ると左の花壇の中に設置されています。
この通りの下には玉川が流れており、付近は池田黒山尻と呼ばれ、鉄砲鍛冶屋はこの川周辺に集まっていたという。全盛時代には、黒山六十軒と呼ばれ、槌の音も高く、南九州一円から注文を請け負うほどの盛況ぶりだったとか。
この下を玉川が流れています。鍛冶屋にとって、冷却用の水は必要不可欠です。集落を成していたのも理解できます。
2013年(平成25年)5月5日(日)、西之表市榕城東町クロダ種苗園芸店前の鉄砲鍛冶屋集落跡を撮影したものです。この動画の中には、鉄砲鍛冶屋集落跡周辺、鉄砲鍛冶屋集落跡の標柱、付近の通りなどを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
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