小四郎の屋敷は、西之表松畠のショッピングセンター「サンピア」の裏の小さい路地を入り込んだところにあったらしい。しかし彼の資料が乏しいため分からない点が多いと言われています。
西之表市松畠にある現在の篠川小四郎秀重屋敷跡です。
鉄砲伝来で国産銃の製作に情熱を燃やした人物は、八板金兵衛と篠川小四郎です。島主時尭は小四郎に鉄砲に使う火薬の製法を命じています。
小四郎は自宅に作業場を作り、原料として硫黄や木炭、そして南蛮人からもらった硝石で火薬の製法に取り組んでいきます。
試行錯誤が続く中、とうとう鉄砲の火薬をつくりあげ、ちなみに小四郎がつくった火薬は、硝石75.75%、硫黄10.6%、木炭13.65%の割合で混合して出来上がった火薬は、世界最強であったと言われています。現在でも火薬は硝石75%を使っているという。
島主から大命を受けた小四郎は、三人の南蛮人の中、特に鉄砲や火薬に通じていたボラリヨ(吉利志多)二より、黒色火薬の製法を学び受けたとされます。
西町上之原線篠川小四郎秀重屋敷跡入口付近前通りです。右にサンピア。その手前の小道を右に行くと屋敷跡です。↑国上 → 篠川小四郎秀重屋敷跡 ↓西之表港
写真前方の小道を約70メートル先が屋敷跡です。ふるさと歴史散歩の案内板が設置されています。
屋敷前通りです。右にふるさと歴史散歩の案内板が設置されています。(2014年頃)
これは、2005年8月26日に撮影していた案内板です。