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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
イネ科ヨシ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
葦・蘆、Phragmites communis
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)11月16日(月)/12時32〜42分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市古田中之町川脇川支流沿い
【名前の由来】
***

生態状況

池、沼、川沿いなどで普通に見かけ多年草です。夏にはなくてはならないもののひとつに葦簀(よしず)がありますが、実はこの葦で作られています。
写真の如く、通常、群生しており、高いものは3メートルに近いものもあります。川岸や川の中まで生えています。
アシの花言葉は、「音楽」だと言われています。なるほど、程よい風が吹くと、付近がざわめいて自然に奏でる音が出てきます。

  • アシ
    アシは、日当たりのよい川岸などに生える高さ1〜3メートルの多年草。開花時期は、8〜11月です。地下茎で増え続け、大群落を形成します。
  • アシの花序
    花序は、長さ20〜40センチほどの大きな円錐状で、淡い紫色の小さな穂を密につけています。風が吹くと、細かな穂が飛んでいきます。晩秋の川岸がざわめいています。
  • アシ根元の茎
    アシの茎は、見た目は竹とほとんど変わりません。濃い紫色になっていることもあります。葉は互生し、長さ20〜50センチくらいです。
  • アシの川岸での群生
    高さは、1〜3メートルの多年草です。太い地下茎で大増殖し群生します。葉は互生し、長さは20〜50センチで、幅は2〜4センチの線形です。
  • アシの川岸での群生
    場所によって、川の中や川岸などに根付いています。そのせいで川幅が狭くなったりします。大雨が降ったりすると、アシの群生で、川が氾濫する原因にもなります。

2023年(令和5年)10月15日(日)、西之表市甲女川沿いの雁田、一里塚で取材した、秋のころ茎の上部に大きい園素性の花序を出し淡い紫色の穂を密につけたアシの開花風景を癒しのBGMを背景に紹介しています。なお、AIナレーションで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
アシ 秋のころ茎の上部に大きい円錐状の花序を出し淡い紫色の穂を密につけた開花風景令和5年 AIナレーション案内〜種子島の自然

2013.12.15〜