海岸へ向かう
令和2年6月2日(火)、中種子町立岩岡小学校春の一日遠足でウミガメ採卵を行いました。
岩岡小学校では、毎年8月に「ウミガメ放流」を行なっており、昭和54年に始まり30年以上続いている伝統行事です。
5月下旬ごろにウミガメの採卵を行い、学校のふ化場で育て、8月に放流を行っています。今年は6月2日に行いました。採卵には、1〜6年生11名が参加しました。
ところで、岩岡小学校では、特認通学制度・山村留学制度も取り入れており、令和2年度は、5名の留学生が地元の児童とともに学んでいます。そして、特色ある学校をめざし地域とともに児童の健全育成活動を行っています。
春の一日遠足の中で行われたウミガメの採卵の模様を写真と動画で掲載しています。
写真1枚目は、小学校北側にある平畑線を通り、県道588号線を上り、長浜海岸まで歩きます。
写真2枚目は、長浜海岸です。9時10分ごろの状況です。今年は、例年に比べて、少し北側の海岸で、清掃をしたり、砂遊びをしたり、採卵を行います。
海岸を歩く
採卵する
写真3枚目は、うみがめが採卵した場所を砂を掘り返し、産んだ卵を1人5個ずつ採卵します。大体、地中60センチくらいの深さです。
写真4枚目は、うみがめの卵を持って笑顔で答えてくれました。
採卵して笑顔の児童
砂遊び
写真5枚目は、採卵が終わると、砂遊びです。3グループに分かれて砂にアニメやカメさんなどを造形しました。
写真6枚目は、貝殻を集めて、カメさんを造形したものです。上手にできていますね。
ウミガメを造形
ウミガメを造形
写真7枚目は、海岸のごみや貝殻を組み合わせて、カメさんを造形していました。上手にできていますね。
写真8枚目は、砂遊びです。海水を汲んできたり、穴を掘ったり、自由に遊びました。
砂遊び
ドラえもんを描く
写真9枚目は、高学年が描いたドラえもんです。大きく描きました。上手ですね。
写真10枚目は、砂遊びが終わると、全員で海岸清掃です。採卵が終わると、砂遊びです。3グループに分かれて城、カメさんなどを造形しました。
海岸清掃
拾ったごみ
写真11枚目は、海岸には、いろいろなごみが集まっていました。ごみは、ほとんどが人間に関するゴミです。
写真12枚目は、海岸清掃の後、全員で記念撮影をしました。前には、採卵したバケツです。
海岸で記念撮影
埋め戻す卵
写真13枚目は、埋め戻す卵です。今年は、卵の上になることをマジックで印をつけています。
写真14枚目は、岩岡小学校のウミガメふ化場です。海岸で採卵したものを砂の中に戻します。今回、377個を採卵し埋め戻しました。
ウミガメの卵を埋め戻す
ツバメニチョウの幼虫
写真15枚目は、番外編です。学校玄関入口付近の木に幼虫がいます。話によると、一晩でサナギに代わるそうです。
なお、ウミガメの採卵や留学制度の詳しいことは、中種子町立岩岡小学校(0997-27-9501)へお問い合わせてください。
※ 令和2年6月2日(火)、中種子町立岩岡小学校で行われた春の一日遠足で、長浜海岸でのウミガメ採卵を行った模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、海岸へ向かう途中、長浜海岸到着、長浜海岸での清掃活動、採卵活動、砂遊び、全員での記念撮影、海岸出発、採卵埋戻し、児童の感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:岩岡小学校春の一日遠足ウミガメ採卵ふ化場埋戻し令和2年】