集合写真
令和2年5月10日(日)、西之表市立安城小学校で、漂流びんの製作を行いました。昭和47年度から毎年、「漂流びん流し」を行っているものです。ビール瓶を使い、その中に、趣意書、返信用はがき、郷土安城や種子島などを紹介した作文、作品も入れて、密封した「漂流びん」を作り、安城港より漁船で、片道1時間以上の黒潮が通る海上で投入し、漂着地の人々との交流を図る「漂流びん流し」の活動を行っています。
今回の活動には、児童13名と地域内の幼児を含む家族などもが参加しています。
海岸で漂流びんが見つかりましたら、びんの中に返信用のはがきが入っていますので、ぜひ返信してください。または、西之表市立安城小学校[0997-23-7372]にご連絡してください。子供達が精一杯、夢や希望、期待をこめて作った漂流びんです。みなさまの温かい交流をお願いいたします。
なお、今回は、海上の天候不良により、びんの製作だけの活動です。後日、安城沖合いでびん流しを行う予定になっています。なお、学校では、午後から漁港周辺の清掃活動を予定しています。
写真1枚目は、全員での集合写真です。子どもたちは、作ったびんを持っています。遠くに届いてほしいな!児童の中には、アマゾンやインドまで届いてほしいと話していました。
写真2枚目は、午前9時過ぎから始まった学習発表です。写真は、1年生のあいうえおの言葉学習です。短い期間でしたが、元気よく発表しました。
低学年の発表
中学年の学習発表
写真3枚目は、中学年の学習発表です。写真は、日本の人口を発表しています。約1億2千万人です。
写真4枚目は、高学年の発表です。英語での会話、そして、虹を歌ってくれました。
高学年の発表
漂流びんを拾った人からの返信ハガキの紹介
昨年、5月12日に流した漂流びんが宮崎県高鍋町の海岸で、7月11日に発見されたそうです。高校生が拾ってくれ、返信されたはがきを教頭先生が紹介してくれました。写真5枚目です。
写真6枚目は、拾ってくれた高校生からの返信のはがきです。残念ながら、住所を書いていなくて、お礼の返信ができていないという事でした。
拾ってくれた人からの返信ハガキ
メッセージ文の作成
写真7枚目は、漂流びんの製作です。児童は1本作ります。ご家族で1本作ります。メッセージ文には、絵を描いたり、安城小学校や自分の紹介分などを記入します。すでにメッセージ文は記入している児童もいました。
写真8枚目は、ボトルの中に入れるメッセージ文の作成です。西郷さんを描いた人もいました。
メッセージ文の記入
びんが浮くか確認する
写真9枚目は、びんの中に乾燥した砂を入れます。入れたびんを浮かぶかどうか確認します。まっすぐに浮いたら大丈夫です。しかし、昨年流したびんの中には、砂の量が不足して、横向きになるものが多くありました。大事な工程です。
写真10枚目は、びんの中に手紙やメッセージなどを入れ終ると、外でストーブによりびんを温めて乾燥させます。そのあと、コルク栓で蓋をします。
びんを温める
ペイントを吹きかける
写真11枚目は、びんの表面に「MESSAGE」の文字を切り抜いたものを用いて、ペイントを吹きかけて文字をつくります。あまり多くかけすぎないように注意します。
ご家族での集合写真
写真12枚目は、漂流びんが完成しました。ご家族での集合写真です。無事届いてほしいな。どこに届いてほしいか聞いてみると、東京より遠いところ」と答えていました。
なお、漂流びん流し及び学校の詳しいことについては、西之表市立安城小学校(0997-23-7372)へお問い合わせてください。
※ 2020年5月10日(日)、西之表市立安城小学校で行われた漂流びん流しの漂流びん作りの模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、昨年流した漂流びんが宮崎県で拾われた報告、漂流びんの話し、漂流びん作り風景、児童及び保護者の感想、記念写真などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:安城小学校漂流びん作りmessage bottle 令和2年】
※ 2020年5月10日(日)、西之表市立安城小学校で行われた令和2年度日曜参観での学習発表の模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、1・2年生のはじめのことば、国語の発表、3・4年生の外国語、社会の発表、5・6年生による英語で自己紹介、にじの唄発表、児童の一輪車発表などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。