安納芋のようかん
平成28年11月4日(金)、西之表市立安城小学校で、平成28年度種子島の素材を使った出前授業郷土料理食育教室が行われました。
この日、対象となった安城小学校3〜6年生3名が参加しました。
今回使用する種子島の材料として、甘藷でんぷん、安納芋などです。
メニューは、安納芋を使った「ポテトパック」、種子島の澱粉を使った「いもんせんの安納芋のようかん」です。
写真1枚目は、今回の出来上がった安納芋のようかんです。甘くて美味しいようかんです。軟らかいので、高齢者にも適しています。
写真2枚目は、安納芋を使ったようかん作りです。鍋に、水ででんぷんを入れて溶かし、加熱しながらかき混ぜます。そして、安納芋のペースト状のものを入れて、よく練り上げていきます。写真左が、食生活改善推進員の榎本和枝先生です。
安納芋を入れる
しっかりかき混ぜる
写真3枚目は、こちらも同じくようかん作りです。しっかりかき混ぜることがポイントです。
写真4枚目は、ようかん作りのポイントは、よく練り上げて、焦がさないようにすることです。榎元先生が練り方のお手本を示しています。
【いもんせんの安納芋ようかん】@でんぷんを水で溶かし、最初は強火でまぜながら練ります。A少し、固まりかけたら、安納芋、塩少々、砂糖を入れ、弱火で、透き通るようによく混ぜる。B練ったでんぷん粉を流し箱に入れて冷やします。C適当な大きさに切って、きな粉をつければ出来上がりです。
混ぜる作業
チーズを小さく切り作業
写真5枚目は、ポテトパック作りです。安納芋のペースト状にチーズを小さく刻んで、混ぜ合わせます。
【ポテトパック】@さつまいもは、輪切りにして、ゆでてつぶします。Aチーズは小さく切り、レモンは皮をすりおろします。Bすべての材料をよく混ぜて、餃子の皮に包みます。C餃子風に仕上げて、油で揚げます。
写真6枚目は、チーズを入れて、混ぜ合わせている状況です。
混ぜ合わせる作業
餃子の皮に包む
写真7枚目は、バター、チーズ、塩少々、エッセンスとして、バニラを少々、これらをすべてよく練り上げて、餃子の皮に包みこみます。先生から手ほどきされながら包み込みます。
写真8枚目は、一見すると、餃子に見えますが、安納芋の餃子です。甘くてパリパリ感もあって、とても美味しかったです。
ポテトパック
油で揚げる作業
写真9枚目は、餃子の皮に包みこんだものは、油で揚げます。こんがり、きつね色まで上げれば出来上がりです。
写真10枚目は、冷やしたいもんせんを適度な大きさに切ります。そして、きな粉をつければ出来上がりです。
いもんせんを切る作業
盛り付け作業
写真11枚目は、みんなで手分けして、切ったようかんにきな粉をつけて、盛り合わせます。
全員で試食
写真12枚目は、美味しく献立が出来上がりました。みんなで、試食です。美味しい!!という声を出しながら味わっていました。久しぶりに安納芋を食べました。
今回のメニューを簡単に説明しておきます。
【 ポテトパック 】の材料
さつまいも〜200g、バター〜15g、チーズ〜10g、スキムミルク〜20g、砂糖〜大1g、レモン〜小1個、卵〜小1個、塩・バニラ〜少々、餃子の皮〜15〜20枚、揚げ油〜適宜
【 いもんせんの安納芋のようかん 】の材料
でんぷん〜カップ1、安納芋ペースト〜カップ1、水〜カップ2、塩〜少々、砂糖〜0.5カップ、きな粉〜0.5袋
《注意》レシピは、当日の資料に基づいています。なお、材料は、4人分に換算しています。なお、安納芋ようかんは5人分に換算しています。
なお、郷土料理食育教室の模様を写真と動画で掲載しています。
※ 2016年11月4日、種子島の西之表市立安城小学校で行われた出前授業安納芋を使った郷土料理食育教室の模様を紹介しています。この動画の中には、食育教室の始まり、講師の紹介、メニューの説明、いもんせんの安納芋ようかんの作り方、安納芋を使ったポテトパックの作り方、全員での試食、児童の感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。