集合写真
令和3年5月9日(日)、西之表市立安城小学校で、漂流びんの製作を行いました。昭和47年度から毎年、「漂流びん流し」を行っているものです。ビール瓶を使い、その中に、趣意書、返信用はがき、郷土安城や種子島などを紹介した作文、作品も入れて、密封した「漂流びん」を作り、安城港より漁船で、片道1時間以上の黒潮が通る海上で投入し、漂着地の人々との交流を図る「漂流びん流し」の活動を行っています。
今回の活動は、50回記念漂流ビン流しとなりました。児童17名と地域内の幼児を含む家族なども参加しました。
海岸で漂流びんが見つかりましたら、びんの中に返信用のはがきが入っていますので、ぜひ返信してください。または、西之表市立安城小学校[0997-23-7372]にご連絡してください。子供達が精一杯、夢や希望、期待をこめて作った漂流びんです。みなさまの温かい交流をお願いいたします。
なお、今回は、海上の天候不良により、びんの製作だけの活動です。後日、安城沖合いでびん流しを行う予定になっています。
写真1枚目は、全員での集合写真です。子どもたちは、作ったびんを持っています。遠くに届いてほしいですね。児童の中には、ハワイや南極、地球の裏側など届いてほしいと話していました。
写真2枚目は、午前9時過ぎから漂流びん作りの説明です。写真は、漂流びん作りの目的などを説明しています。漂着地の地元との交流、黒潮に乗って、どのように流れ着いたのかを理解します。
びん流し説明
砂を入れる作業
写真3枚目は、びんに砂を入れる作業です。水の中に入れたときにまっすぐ浮くように砂を調整します。
写真4枚目は、水の中で、まっすぐに浮くか確認する作業です。今回、漂流びん第1期生も参加し、適正なアドバイスをしていました。
浮くか確認する
贈り物などを入れる作業
びんの中には、趣意書、手紙、往復はがき、贈り物などを入れます。写真5枚目です。
写真6枚目は、趣意書です。漂流びん流しを行っている目的などが記載されています。
中に入れる趣意書
メッセージ文の作成
写真7枚目は、児童は1本作ります。メッセージ文には、絵を描いたり、安城小学校や自分の紹介分などを記入します。
写真8枚目は、手紙やメッセージなどを入れ終ると、外でストーブの上にのせてびんを温めて乾燥させます。
びんを温める
ゴム栓を押し込む
写真9枚目は、びんが十分温め終わると、コルク栓で蓋をします。中に水が入らないようにしっかり栓をします。
写真10枚目は、びんの表面に「MESSAGE」、「BOTTLE」の文字を切り抜いたものを用いて、ペイントを吹きかけて文字をつくります。メッセージボトルであることを表示します。
ペイントを吹きかける
記念撮影
写真11枚目は、漂流びんが完成しました。ご家族での集合写真です。無事届いてほしいな。どこに届いてほしいか聞いてみると、今回ハワイが多かったです。
海岸での清掃作業
写真12枚目は、安城漁港で漂流びんの引き渡し式が終わった後、漁港付近海岸で清掃作業を行いました。漂流びんは、この日天候不良で、出港できませんでした。天気が回復したら、出港することになっています。
なお、漂流びん流し及び学校の詳しいことについては、西之表市立安城小学校(0997-23-7372)へお問い合わせてください。
※ 2021年5月9日(日)、西之表市立安城小学校で行われた漂流びん流しの漂流びん作りの模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、漂流びん作り風景、児童及び保護者の感想、記念撮影、漂流びん第1期生のコメント、安城漁港での引き渡し式、児童代表のことば、船長さんのあいさつなどを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【安城小学校漂流びん流し漂流びん作りmessage bottle 令和3年〜種子島の学校活動】