種子島開発総合センター(鉄砲館)で、令和2年8月12日(水)〜令和2年9月4日(金)までの期間「鉄砲まつり展」が実施されてきました。
鉄砲まつりのはじまりからの現在に至るまでの写真が多く展示されてきました。その企画展の資料などを撮影させていただきました。
なお、鉄砲まつり展の詳しいことは、種子島開発総合センター(鉄砲館)(0997-23-3215)へお問い合わせてください。
こちらが、鉄砲まつり展の展示コーナーです。
写真は、昭和35年に行われた八坂神社の祇園祭(太鼓山)です。太鼓山を担いで市中を練り歩いてきたものです。それが鉄砲まつりのはじまりです。
祇園祭は、京の都や日本各地で疫病が流行したとき、京都の八坂神社で災厄の除去を祈ったことがはじまりとされ、千百年を超える歴史があります。その後、全国へと広まった祇園祭は地域ごとに特色ある祭りとなっています。西町の八坂神社では、明治8年(旧暦6月15日)に祇園祭と男性が担ぐ「太鼓山」が始りました。
写真は、昭和23年第1回港まつりでの東町玉川橋に作られた緑門前でのマドロス恋の出演記念撮影です。かっこいいですね。
写真は、昭和23年第1回港まつりで仮装行列に参加した納曽婦人会です。中央の旗に「PORT ANNIVERSARY」の文字も見えています。
港まつりは、赤尾木港の岸壁が改修されて、初の大型船舶照国丸が鹿児島航路に就航したことを記念して港まつりが行われました。第1回では、潜水大会、櫓漕ぎ競争、演芸大会などが披露されてきました。娯楽の少ない時代に地域の活力を取り戻そうとする島民の意欲溢れ仮装行列なども華やかになり大いににぎわい鉄砲まつりのはじまりと引き継がれていくのです。
昭和38年10月12日、鉄砲伝来420周年を記念し、第1回鉄砲まつりが開催されました。写真は、第1回鉄砲まつりでの天神橋を歩む仮装行列です。
写真は、昭和43年市制施行10周年を記念して開催された鉄砲まつりです。南蛮行列はなしているけど、火縄銃隊はまだ存在していません。
写真は、昭和45年第1回種子鉄砲まつりでの南蛮行列です。祇園祭、鉄砲祭、港まつりを一緒に実施することにしたのです。
写真は、昭和46年第2回種子島鉄砲祭り昭和50年第6回種子島鉄砲祭りです。
写真は、昭和45年第1回種子島鉄砲祭りの華、若狭姫です。現在のフレッシュ種子島の前身です。
写真は、昭和60年第16回種子島鉄砲祭りでの第1回いかだ・ボートびっくり新記録大会です。
写真は、近年に行われた祭りでの演芸大会、南蛮行列、子供山の写真です。
写真は、平成27年第46回種子島鉄砲祭りでの小牧育成会の小牧鉄砲隊です。「鉄砲小牧!、鐵砲小牧!」と声をあげながら練り歩き注目されている子供山です。
種子島開発総合センター鉄砲館も祭りに参加しています。写真は、平成25年、26年に参加された時の写真です。上は、演芸大会、下は、南蛮パレードの時のものです。
鉄砲祭りの主役は、やはり、太鼓山です。長い歴史の中で行われてきました。写真は、平成26年第46回種子島鉄砲祭りでの太鼓山川渡りです。太鼓山で一番の見どころとなるものです。
写真は、令和元年第50回種子島鉄砲祭りのでの火縄銃大会です。
写真は、平成25年第46回種子島鉄砲祭りでの種子島時尭公像前での献花です。この前にお坊墓地での墓前祭もあります。
※ 2020年9月4日(金)、種子島開発総合センター「鉄砲館」で取材した「鉄砲祭り展」の展示資料を紹介しています。この動画の中には、展示コーナー、鉄砲祭りの始まりとされる港まつり、祇園祭などのほか、各年代の祭りの写真などをすべてを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。