ケカラスウリは、山地や竹薮に生えるつる性の草花です。ケカラスウリの花期は、8〜9月といわれています。
夏に白い毛の生えた花を咲かせてくれます。茎に巻きひげがありそれがほかのものに巻きつき伸びていきます。
この頃になると、たくさんの昆虫が蜜を吸いにやってきます。そのなかで、ツバメニチョウもご覧のとおり、ケカラスウリの花に近寄ってくるのです。
ケカラスウリは、九州南部から沖縄にかけて分布し、種子島でもごく普通に見られます。ほかの樹木などに覆いかぶさるように生えています。蝶は、ツマベニチョウです。
8月を過ぎるころから花序の落下が始まります。風雨に弱いです。
冬になると、茎や葉も枯れてしまい、枝から垂れ下がった果実が目立ってきます。果実の表面は、かなりつやがあり光っています。【平成23年12月23日撮影】
他の樹木に絡みつき群生します。、白い花を上向きに咲かせます。海岸付近でも自生しています。