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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ラン科ズトンボ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
大鷺草、Habenaria dentata
【 撮影日時 】
2009年(平成21年)8月28日(金)/8時40分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市安城大野二本松線沿い
【名前の由来】
***

生態状況

西之表市安城大野二本線道沿いに生えているダイサギソウです。草むらの中に生えているので、あまり目立ちません。
高さは25センチ前後です。花びらは純白で、鳥のサギの形をしているのが大きな特徴です。
写真でその様子が分かると思います。種子島にも珍しい草花が生えているのですね。
このダイサギソウは、絶滅危惧植物になっています。大変貴重な植物です。

【注意】現座、この地で毎年確認していますが、自生を確認していません。絶滅している可能性があります。

  • ダイサギソウ
    ダイサギソウの花期は、8〜10月です。日当たりの良い湿った草地や林縁に生える多年草です。写真のごとく、道沿いの草むらで咲いていたものです。
  • ダイサギソウ総状花序・花
    花びらが、大きなサギの形をしており、種子島でも珍しい草花でした。
  • ダイサギソウの花
    近年になって、毎年この地に来て、自生しているか確認していましたが、2016年現在、姿は全くありません。完全に絶滅したようです。
  • ダイサギソウの茎
    写真は、ダイサギソウの茎です。ほかの野草とともに草むらに生えているので、ほとんど目立ちません。茎は、直径3ミリほどです。
  • ダイサギソウの茎・花
    茎の中部以降に総状花序をつけ、花茎約2センチのサギの形をした花を咲かせています。
2013.12.21〜