校長先生の挨拶
平成29年11月30日(木)、西之表市立安納小学校で、安納芋の発送箱詰め作業が行われました。
安納地区は、農業が盛んで、焼き芋の定番となっている「安納芋」の発祥の地として有名です。
安納小学校学習農園で収穫した安納芋は、約1か月間寝かされ、この日、三か所に発送するための箱詰め作業を全校児童で実施しました。
発送先は、こども食堂へ食材を提供している「フードバンクお助けマン霧島」、萬世こども食堂てしおて、そして、今もなお仮校舎で学んでいる熊本県阿蘇西小学校の三か所です。
鹿児島県のこどもの貧困率は、20パーセントを超えており、全国でワースト3位となっています。県内には、子どもの貧困活動を行っている団体はおよそ20団体あるそうです。その中で、今回は、2団体に食材を提供し、昨年同様、阿蘇西小学校へも今回提供します。写真1枚目は、安納小学校学校長によるはじまりの会でのあいさつです。活動の意味も考えて箱詰め作業をやってほしいことも話していました。
写真2枚目は、今回発送する安納小の安納芋(安納紅)です。じっくり寝かせてあるので、味も上々です。種子島の本物の安納芋を楽しんでほしいですね。
安納芋
手分けして作業
写真3枚目は、小型コンテナの中の芋を丁寧に取り、段ボールに移します。
写真4枚目は、段ボールの中に箱詰めされたものを計量します。15キロを少しオーバーするように箱詰めします。
計量する
箱詰め作業
写真5枚目は、箱詰め作業です。楽しく安納芋を段ボールに入れます。
写真6枚目は、箱詰めした芋の前で記念撮影です。みんな要領よく作業したので、スムースに作業が終わりました。
全員で記念撮影
芋の絵を描く
写真7枚目は、今回、阿蘇西小学校には90キロの安納芋を送り届けます。15キロの段ボール箱で6個分です。その箱に絵を描きます。
箱には、メッセージや4コマ漫画などを記入して、届け先の子供たちが喜ぶように工夫しました。写真8枚目です。
メッセージの記入
芋を描く
写真9枚目は、安納芋の畑での様子を描いたものです。上手に書いていましたよ。
写真10枚目は、こちらも仲良く描きました。アニメを描いたりしました。きっと阿蘇西小学校のみんなも喜んでくれると思いますよ。
仲よく描く
芋を食べている様子を描く
写真11枚目は、このグループでは、安納芋を描いたりしました。写真は、芋を美味しく食べている様子を描いたものです。上手に描いていますよ。
学校長は、今は、なぜ、こんな活動をするのか、よく分からないけど、「子どもたちが大きくなった時に、こども食堂などに安納芋を送ったことがあったよなと思いだしてくれればいい」と話していました。
なお、安納芋の収穫体験の詳しいことは、西之表市立安納小学校(0997-25-0663)へお問い合わせてください。
※ 2017年11月30日、種子島の西之表市立安納小学校児童によるこども食堂てしおて、フードバンクお助けマン霧島、阿蘇西小学校への安納芋の発送するための箱詰め作業と3・4年生による発送する段ボールへの絵の記入などを紹介しています。この動画の中には、児童による箱詰め作業、計量、鉾詰めした児童の感想、3・4年による絵描きの模様を収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:安納小学校安納芋の発送箱詰め作業絵描き】