種子島の水
平成28年11月10日(金)、西之表市立安納小学校で、全児童を対象とした出前授業移動宇宙教室が行われました。
今回、JAXAの協力で移動宇宙教室の出前授業で、「宇宙食」を題材にした体験教室を行いました。今回、宇宙食を題材にした授業は初めてでした。
その移動宇宙教室の模様を写真で掲載しています。なお、動画については、不手際により前半の映像に音声が記録されていなかったため、食べる体験からとなっています。ご了承ください。
写真1枚目は、宇宙食として使われている飲料水に関するクイズです。@種子島の水道水、A市販のミネラルウォーター、B富士山の水 の問いです。写真は、種子島の水だと思う人が手をあげているところです。ただ一人いました。そして、正解は、@の種子島の水が使われています。宇宙センターの水道水を殺菌して、宇宙に運び込まれているそうです。
写真2枚目は、移動宇宙教室の講師は、JAXA職員今田さんです。そのほか、1名の補助者もいます。写真は、宇宙飛行士のスケジュールです。睡眠、仕事、昼食、仕事、運動、夕食などです。特に、2時間運動の時間があります。
宇宙教室
宇宙食を選ぶ
写真3枚目は、宇宙で食べられるものは、何かという問題です。グループになって、みんなで考えました。
写真4枚目は、宇宙で食べられるものは何かという問題で、子どもたちの活発な意見も出ました。
宇宙で食べられるものの問題
問題の解答
写真5枚目は、問題の解答です。写真は、ウーロン茶と緑茶です。どちらも宇宙食として、パックされています。
写真6枚目は、国際宇宙ステーションで、実際に食事しているビデオを見ました。宇宙では、味が鈍感になるので、地上に比べて、香辛料を増量して、辛くしているそうです。
食事しているビデオ
実際の宇宙食
写真7枚目は、実際の宇宙食をそれぞれ手に取って、見ているところです。
写真8枚目は、宇宙で食べる宇宙食とは...との問いです。国際宇宙ステーションに物資を運ぶのは、種子島宇宙センターから打ち上げられるH-2Bロケットです。少ない量で、高栄養化を図り、衛生的に、そして、美味しく出来ているのが宇宙食です。
宇宙食とはとの問い
宇宙教室
写真9枚目は、国際宇宙ステーションでは、各国の宇宙飛行士が仕事をしています。コミュニケーションをとりながらチームワークで業務に当たっているわけです。業務の合間の食事は大事な時間みんなで、美味しく食事するのはとても大事なことです。
写真10枚目は、宇宙食の中のカレーで、カレーのレトロの味と宇宙食の味を比較体験します。宇宙食は、70度の過熱で食べられるように工夫されているそうです。カップめん類も。
レトルトカレーとの比較
宇宙食の試食
写真11枚目は、宇宙食の中のカレーのスプーン一杯の試食です。いわば、大人の辛口になっているのです。
なお、なお、宇宙教室の詳しいことは、西之表市立安納小学校(0997-25-0663)へお問い合わせてください。
※ 2016年11月10日、種子島の西之表市立安納小学校で行われた出前授業移動宇宙教室で「宇宙食」についての体験教室を紹介しています。この動画の中には、JAXA種子島宇宙センター宇宙科学技術館職員による宇宙食の講座、試食、宇宙食の中の種子島の水についての話し、児童による感想発表などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。