カクチョウランは、絶滅危惧指定になっている植物です。鹿児島県では絶滅危惧1、環境省カテゴリーでは絶滅危惧1Bとなっています。 今やほとんど自生しているものを見る機会がありません。カクチョウランは、種子島が北限で、屋久島、奄美大島、沖縄、中国、インド、東南アジアなどに分布している大型のランです。 通常、尾根間などの谷間の湿地帯に自生しています。カクチョウランの開花は、4〜6月といわれており、すでに見頃は過ぎているものです。 鮮やかな紫色のバルブが目立ちますね。