海岸へ向かう
令和3年7月5日(月)、中種子町立岩岡小学校でウミガメ採卵を行いました。
岩岡小学校では、毎年8月に「ウミガメ放流」を行なっており、昭和54年に始まり30年以上続いている伝統行事です。
今年は、ウミガメの保護ということで、ウミガメにとって採卵、ふ化、放流の工程でウミガメにとって負にならないような取り組みを取り入れて、また、SDG’sの14海の豊かさを守ろうということで、ふ化してから24時間以内に放流する活動に転換しました。
ところで、岩岡小学校では、特認通学制度・山村留学制度も取り入れており、令和3年度は、6名の留学生が地元の児童とともに学んでいます。そして、特色ある学校をめざし地域とともに児童の健全育成活動を行っています。
今日は、ウミガメの一日です。そのウミガメの採卵の模様を写真と動画で掲載しています。
写真1枚目は、小学校北側にある平畑線を通り、県道588号線を上り、長浜海岸まで歩きます。
写真2枚目は、学校玄関前です。8時38分ごろの状況です。長浜海岸まで歩いて行きます。
学校玄関前
海岸清掃
写真3枚目は、長浜海岸でうみがめを採卵します。その前に海岸清掃を行いました。
写真4枚目は、清掃で集められたゴミです。浮き球、ペットボトル、プラスチックの容器、ロープなどが主です。特にペットボトルは、ハングル、中国製が多いです。
海岸のごみ
ウミガメのお話し
写真5枚目は、教頭先生によるウミガメのお話しです。今回のウミガメ活動から大きく変わった点があります。採卵すること、ウミガメの卵をふ化場でふ化させて放流することの従来の活動が、本当にウミガメのためになっているかを改めてみんなで考えることになり、その意見なども出されました。また、SDG’sとのかかわり方も出てきました。
写真6枚目は、低学年のウミガメ採卵です。今回の活動から、1人5個の採卵です。
低学年のウミガメ採卵
高学年のウミガメ採卵
写真7枚目は、高学年のウミガメ採卵です。特に6年生は、最後の活動となりました。
写真8枚目は、学校の東側にあるふ化場です。今回の活動で、157個の玉がを移植しました。
ふ化場
ウミガメ講座
写真9枚目は、全児童を対象にしたウミガメ監視人によるウミガメ講座です。ウミガメの種類、種子島でのウミガメの上陸状況、産卵状況、ウミガメの活動についてなどの話がありました。
なお、ウミガメの採卵や留学制度の詳しいことは、中種子町立岩岡小学校(0997-27-9501)へお問い合わせてください。
※ 2021(令和3)年7月5日(月)、中種子町立岩岡小学校で行われた長浜海岸でのウミガメ採卵を行った模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、海岸へ向かう途中、長浜海岸到着、長浜海岸での清掃活動、採卵活動、採卵した児童の感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【岩岡小学校長浜海岸でウミガメ採卵令和3年〜種子島の学校活動】