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国内最古級の縄文時代早期(約1万年前)の勾玉形石製装身品!

種子島開発総合センター(鉄砲館)で、令和2年12月8日(火、長迫遺跡・二石遺跡出土品についての記者発表がありました。今回、出土された遺物は、縄文時代早期前葉の石製品がまとまって出土し、これまでわからなかった縄文時代早期前葉の資料が種子島で出土したことは、九州縄文石製品の源流を考えるうえで意義は大きいとされます。

なお、長迫遺跡・二石遺跡出土品考古資料の発表の詳しいことは、種子島開発総合センター(鉄砲館)(0997-23-3215)へお問い合わせてください。

国内最古級の縄文時代早期(約1万年前)の勾玉形石製装身品

こちらは、「二石遺跡」から出土されたものです。国内最古級の縄文時代早期(約1万年前)の勾玉形石製装身品です。

縄文時代早期(約1万年前)の石偶

こちらは、「長迫遺跡」から出土されたものです。九州初、縄文時代早期(約1万年前)の石偶です。

縄文時代早期(約1万年前)の用途不明石製品

こちらは、「長迫遺跡」から出土されたものです。九州初、縄文時代早期(約1万年前)の用途不明石製品です。

考古資料発表

写真は、午前9時30分から行われた考古資料発表です。多くの報道機関が集まりました。

出土された遺跡の場所

写真は、出土された遺跡の場所です。西之表市安城地区の標高約56〜60mの海岸段丘上に位置し、伊関の東側には、太平洋です。この周辺には、これまで遺跡の発掘調査が行われてきました。

長迫遺跡の発掘風景

写真は、長迫遺跡の発掘風景です。調査期間は、平成25年11月〜平成26年3月で主な出土品は、縄文時代早期土器片(吉田式等)、石器類(石鏃・磨石敲石類・台石石皿類等)、約1100点の出土品です。

二石遺跡の発掘風景

写真は、二石遺跡の発掘風景です。調査期間は、平成26年9月〜平成27年1月で、主な出土品は、縄文時代早期土器片(吉田式等)、石器類(石鏃・石斧・・磨石敲石類・台石石皿類等)、約860、集石3基です。

発表後の質問

写真は、発表後の質問です。調査期間、どのような意義があるか、などの問いに、前鹿児島県埋蔵文化財センター所長堂込秀人氏、同志社大学教授水ノ江和同氏などが答えていました。

※ 2020年12月8日(火)、種子島開発総合センター「鉄砲館」で、長迫遺跡・二石遺跡出土品考古資料の発表があった模様を紹介しています。この動画の中には、出土品考古資料の紹介、質問、出土品、前鹿児島県埋蔵文化財センター所長堂込秀人氏のコメントなどを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

長迫遺跡・二石遺跡出土品考古資料の発表〜種子島開発総合センター鉄砲館・西之表市教育委員会

 
【撮影場所】
鹿児島県西之表市種子島開発総合センター(鉄砲館)
【撮影日時】
2020年12月8日(火)/10時00分〜11時10分
2020.12.8〜