地域ジュニア福祉体験教室
令和元年10月24日(木)、西之表市立住吉小学校で、5・6年生を対象にした「地域ジュニア福祉体験教室」が行われました。
社会福祉法人鹿児島県社会福祉協議会介護実習・普及センター濱田実男さんの指導により、実際に子供たちが、坂、段差のあるところ、屋外の道、手洗いでの車いす体験を、また、自助具などのユニバーサルデザインなどを学習しました。
その福祉体験の模様を掲載しています。
福祉体験教室です。この日、5・6年生13名が参加しました。講師は、濱田実男さんです。ほかに補助員もいます。写真1枚目は、車いすの説明を行っています。
車いすは、二人1組で体験します。乗っている人と、ヘルパーとのやり取りを説明しています。放す時は、乗っている人を見て話すことが大切と話していました。写真2枚目です。
車いす体験
ゴーグル体験
写真3枚目は、児童がかけているゴーグルは、80歳のお年寄りの目の見え方を体験するメガネです。視野が狭く、かすんだ状態で見えにくくなっています。
写真4枚目は、車いす体験です。段差のある場所で、ヘルパーが、これから後ろ向きになることを話しています。
車いす体験
段差のある場所での車いす体験
写真5枚目は、段差のある場所での車いす体験です。後ろ向きになったり、段差に接触した後、前部を持ち上げてヘルパーが押してやったりします。
写真6枚目は、図書室で、4段目の本を取って読む体験です。高い所は、本を取るのは難しくなります。ヘルパーが声掛けして本を取り出します。
本を読む車いす体験
手洗い体験
写真7枚目は、車いすでの手洗い体験です。自分でできるか様子見をして、出来なかったら手助けします。
写真8枚目は、ユニバーサルデザインのことを学習しました。お年寄りや障害者にとって、ちょっとした段差や、思いやりのない行動が障害物になることを説明しています。
ユニバーサルデザインの学習
ユニバーサルデザイン
写真9枚目は、トイレのユニバーサルデザインです。ひと目見ただけで何を表しているかが分かるものをユニバーサルデザインといいます。トイレのデザインは、東京オリンピックの時にデザインされたそうです。
写真10枚目は、図書室には、自助具が展示されていました。子供たちは手に取ったりしてどのようなものなのか確認していました。
自助具を展示
腕で文字を書く自助具
写真11枚目は、手首にペンを取り付けて、文字を書く自助具を体験しています。上手に書けたかな。
靴脱ぐ自助具
写真12枚目は、靴を脱ぐ自助具の体験です。体を曲げずに脱ぐことが出来るものです。そのほか、靴下を履く自助具も体験しました。今回車いすやユニバーサルデザインなどの体験して、子供たちもちょっぴり福祉のことが分かったのではと思います。貴重な体験でした。
地域ジュニア福祉体験教室に関する詳しいことは、西之表市立住吉小学校(0997-23-8302)へお問い合わせてください。
※ 令和元年10月24日(木)、西之表市立住吉小学校で、地域ジュニア福祉体験教室が行われた模様を紹介しています。この動画の中には、車いす体験、ユニバーサルデザイン及び自助具体験、参加児童の感想などをダイジェストで収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:住吉小学校地域ジュニア福祉体験教室車いす体験・自助具を学ぶ】