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サトウキビから紙を作っているのは安納小だけ!

ミキサーで砕く

ミキサーで砕く

西之表市立安納小学校では、毎年、卒業記念として手作り紙の卒業証書を作っています。卒業式で、正式な卒業証書と手作り紙の卒業証書を授与しています。

令和3年12月22日(水)、家庭科室・理科室で5・6年生がサトウキビのバガスから紙のもと作り、紙のもとから作った繊維で紙すきを行いました。

ところで、紙は何から作っているかというと、種子島の主幹作物であるサトウキビです。サトウキビの茎を砕いたバガスから作っているのです。

令和3年12月21日にサトウキビのバガスから紙のもと作りを行っていました。すなわち、下準備作業です。

この日、安納小学校5・6年生の紙のもと作り、紙すき、すき枠を窓際に乾燥させるまでの作業を紹介しています。子供たちの根気強い作業状況を写真と動画で掲載しています。

写真1枚目は、紙のもとをミキサーにかけて、さらに細かく砕きます。

子どもたちによる紙すきです。枠内に均一になるように漉きます。大事な工程です。ムラができてしまう失敗を繰り返しながらの作業になります。1人3回ずつ実施します。写真2枚目です。

紙すき作業

紙すき作業

水分除去作業

水分の除去作業

写真3枚目は、水分の除去作業です。紙すきが終わると、枠下の新聞紙で水分を吸い取ります。

水分除去作業は、1人が新聞紙をめくる作業をしてサポートします。写真4枚目です。

水分除去作業

水分除去作業

出来上がった紙すき

出来上がった紙すき

写真5枚目は、紙すきを行い、水分を取り除いて乾燥させている状況です。出来のいいきれいな紙になっています。

紙すきを終えたものを自然乾燥させます。自然乾燥させたのち、すき枠から紙をはがします。作った紙で卒業証書を作ります。卒業式の日に教室で校長先生から手渡されます。

なお、サトウキビの紙作り紙すきの詳しいことは、西之表市立安納小学校(0997-25-0663)へお問い合わせてください。

※ 2021年(令和3年)12月22日(水)、西之表市立安納小学校で行われたサトウキビの紙作りの紙すき体験を紹介しています。この動画の中には、漂白された紙のもと、紙のもとをミキサーにかける作業、紙すき、すいた紙すきを新聞紙で水分をとる作業、自然乾燥させる漉いた紙すき、参加児童の感想などを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

安納小学校サトウキビのバガスから作る紙作り紙すき体験令和3年〜種子島の学校活動

【撮影場所】
鹿児島県西之表市立安納小学校
【撮影日時】
2021年12月22日(水)/8時50分〜10時10分
2021.12.24〜