先生の紹介
令和5年11月15日(水)、中種子町立岩岡小学校で、考古学教室石器体験の授業がありまりました。
これは、中種子町が遺跡の発掘作業をする中で、出土した土器片などが発見され、さらに発掘作業を進める中で行なわれたものです。
その遺跡や石器体験の模様を写真と動画で掲載しています。
写真1枚目は、今回の授業でお話しをされる先生たちの紹介です。右より、飯塚文枝先生、中央が、国際大学の石堂わかなさん、左は、ミズリー大学の考古学学者のジェフファーガソン先生です。
写真2枚目は、昔の人が使っていた道具などの写真です。土器や狩りに使う矢じりなどです。その時代に合わせて、石を割ったり、削ったりして、狩りに使うものや、肉を切ったりするものなどを作って生活していました。
発掘された道具
中種子町で出土した遺物
これは、これまで出土した屋久津遺跡の土器片などです。実際に出土したものを身近に見ました。
写真4枚目は、実際に出土した土器片を手に取って観察しました。
手に取って観察
石でわかる情報
写真5枚目は、医師の情報で、どこでとれたか、材質で、割れ方なども分かり、いろんな情報が詰まっているとのことです。
写真6枚目は、ジェフファーガソン先生による石器づくりを見ました。石器づくりには、石を割って作る方法、医師に圧欲をかけて作る方法などがあることを学びました。
石器づくり実演
石でゴムを切る
写真7枚目は、石器でゴムを実際に切ってみます。ナイフのごとくきれいに切れました。
写真8枚目は、石どうしを叩いて石器づくりの体験をしました。石が硬いので、思うように割れてくれません。石器づくりは、時間がかかりますね。
石器体験
石器体験
写真9枚目は、種子島には、黒曜石はありません。アメリカ産の黒曜石を使って、石器づくりを体験しました。なかなか根気のいる作業です。
なお、石器体験や留学制度等については、中種子町立岩岡小学校(0997-27-9501)へお問い合わせてください。
2023年(令和5年)11月15日(水)、中種子町立岩岡小学校で行われた出前授業考古学教室石器体験の模様を紹介しています。この動画の中には、飯塚文枝先生、石堂わかな先生による遺跡から発掘された遺物などの紹介、ミズーリ大学考古学者ジェフファーガソン先生によるアメリカ産の黒曜石を使った石器体験で、矢汁作りの実演及び体験、これからの遺跡体験、児童によるお礼のあいさつ、参加児童の石器体験の感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:岩岡小学校考古学教室石器体験矢じり作りの実演】